流石 ながれ いし。 【石に漱ぎ流れに枕す】(いしにすすぎ ながれにまくらす)

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流石 ながれ いし

スポンサーリンク 「流石」という2つの漢字でできた言葉があります。 この言葉は何と読むんでしょうか。 ながれいし? りゅうせき? この言葉の、もうひとつの読み方は知らないと、考えても出てきません。 というのも、この漢字2文字でできた言葉は、当て字なんです。 なので、「流」と「石」の訓読みや音読みから考えても、でてこないんです。 たとえば、「紅葉」と書いて「もみじ」と読みますよね。 これも、当て字です。 「流石」もそんな言葉なんです。 ということで今回は、「流石」の読み方と意味。 そして、言葉の由来と、この言葉は、ほめ言葉なのか失礼な言葉なのかをみていきましょう。 さらに、この記事のどこかに、人名に関する「へ~、そうだったんだ!」という雑学も書いています。 どうぞ、最後までおつきあいを。 流石の3つ目の意味• あることの価値を認めてはいる。 しかし、その認めていることを否定する、感情も持っている。 この3つ目の意味を使った例文。 「彼は、数学の天才だ。 しかし、 流石(さすが)にこの問題は解けないだろう。 」 この例文の「流石(さすが)」は、数学に関して、彼が天才であることは認めている。 そかし、この問題は、解くことはできないはずだと、彼が天才であることを否定する感情も持っているということです。 「流石(さすが)」と言う言葉は、私は普段なにげなく使っている言葉です。 なにげなく使っていますから、この3つの使い方も自然に使っていました。 でも、改めて言葉の意味を聞かれると、すんなりとは出てきませんでした。 あなたは、どうでしたか。 古代中国の西晋という国に、孫楚(そんそ)という政治家がいました。 孫楚(そんそ)は、俗世間のくらしに、いやけがさして、世間から隠(かく)れて生きていきたいと考えるようになりました。 そこで、友人の王済(おうさい)に自分の考えをうちあけました。 そのとき、孫楚(そんそ)の言い間違いから「流石(さすが)」という言葉が生まれました。 その、言い間違いとは・・・。 孫楚(そんそ)は王済(おうさい)に「石に漱(すす)ぎ、流れに枕す(石で口をすすぎ、川の流れを枕にするような、俗世間から離れた生活をする)」と自分の考えをうちあけました。 それを聞いた、王済(おうさい)は笑って孫楚(そんそ)に言いました。 それを言うなら「石に枕し、流れに漱(すす)ぐ(石を枕にし、川の流れで口をすすぐような、俗世間から離れた生活をすること)」と言うべきじゃないのか。 孫楚(そんそ)は、「しまった!」と思ったんですが、プライドもあり間違いを認めたくなく、こんなふうに言い返しました。 「間違ってなんかいないさ。 石に漱ぎとは、石で歯を磨くこと。 流れに枕すとは、俗世間のいやなことを、川の流れで耳を洗い清めることじゃないか。 それを聞いて、王済(おうさい)は「へ~。 理屈にもならない屁理屈だけど、うまいこと言い返したな。 」と感心してしまったんです。 そのことから、なるほどと感心する「さすが」と言う言葉に、「漱石枕流」から「流石」という当て字を書くようになったんです。 どうですか、「へ~、そうだったんだ!」と思っていただきましたか^^ ほめ言葉なのか失礼な言葉なのか 「流石」と言う言葉は、ほめ言葉なのか、それとも失礼な言葉なのか。 それは、この言葉を使う場面によって変わってきます。 たとえば、自分より目上の人に使うとき。 そして、自分より目下の人に使うとき。 それぞれについて、みていきましょう。 自分より目上の人に使うとき たとえば、自分の上司に向かってこう言ったとしましょう。 「この難しい仕事を、すんなり終わらせるなんて、流石は部長ですね。 」 ここで、あなたに問題です。 自分の上司に向かって言ったこの「流石」は、ほめ言葉なんでしょうか。 それとも失礼な言葉なんでしょうか。 考える時間は、30秒です。 では、お考えください。 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ はい!30秒たちました。 では、お答えをどうぞ。 あなた:「部長のことをほめてるんだから、ほめ言葉!」 私 :「それで、いいですか。 一回だけなら、言い直しできますよ。 」 あなた:「だいじょうぶ!ほめ言葉です!」 私 :「残念!失礼な言葉になってしまいます。 」 あなた:「え~、なんで!納得できない。 」 それでは、なぜこの場合、失礼にあたるのでしょうか。 それは、相手が目上の人だからです。 この問題の場合、部長は仕事ができる。 その部長の仕事に対する実力を、みきわめていることになるからなんです。 つまり、部長が仕事ができることを、難しい仕事ができたことで、認めている。 部長からしたら、部下から試されたような「流石」と言う言葉になってしまうんです。 つまり、「部長は仕事ができると思ってましたが、やっぱり仕事ができるんですね。 」 と言って、 あなたが部長の仕事を評価したようになってしまうんです。 なので、目上の人に「流石」と言う言葉を使うのは、ひかえたほうがいいでしょう。 言葉の意味がわかっている上司なら、気分を害するかもしれませんよ。 「流石」と言う言葉を使うなら、自分と同等の立場に人か、目下の人に使いましょうね。 まとめ 流石(さすが)と言う言葉が、中国の故事からきている漢字だとは、ちょっとびっくりしませんでしたか。 自分の間違いを認めたくない、古代中国の孫楚(そんそ)の屁理屈から生まれた、当て字だったんです。 そして、「流石」と言う言葉を、目上の人に使うと、失礼な言葉になってしまうので、ご注意を。 おもわず、「さすがですね!」って使っちゃいそうですから。 それでは、ここまで読んでいただいたあなたに、最後にちょっとした雑学を。 明治時代の文豪で、書いた本を読んだことはなくても、この人の名前は聞いたことがあるでしょう、 その人の名は「夏目 漱石」です。 本名は「夏目 金之助」です。 執筆するときの、ペンネームが「夏目 漱石」なんです。 ペンネームである「漱石」。 この記事のどこかででてきていませんか。 そうです! 王済(おうさい)の屁理屈である「石で口をみがき、、川の流れで耳を洗い清める。 」からきている、「漱石枕流」。 この故事から、ペンネームを「夏目 漱石」としたんです。 言葉って、おもしろいですね。 故事からきている言葉って流石(さすが)は奥が深いです。 あれ?これって上から目線になってますね。 いやいや、注意しますね。

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流石 ながれ いし

公開日: 2018. 19 更新日: 2018. 19 「流石」の読み方と意味、使い方、語源、類語、英語表現 「流石」という言葉をご存知でしょうか。 漢字を見ただけでは、どういった意味か分からないという方も多いのではないでしょうか。 「流石」は「さすが」と読みます。 「流石Aさん!」「流石ですね〜」などと日常会話でも使うことが多いですよね。 褒め言葉として使うことが多いイメージの「流石」ですが、実はもう一つ使い方があります。 2つの使い方があるので、使用する際は注意する必要があります。 また、語源や類語についても知っておくと、より「流石」の意味を深めることができます。 そこで今回は「流石」の意味や使い方、語源、読み方について解説していきます。 「流石」を正しく知って、上手く使えるようにしましょう! 「流石」の読み方の由来 「流石」は、古代中国の政治家の言い間違いが由来であると言われています。 晋時代、孫楚という人物が知人に「石を枕にし、川の流れで口の中を洗って、自然の中で自由に暮らす」という意味の 『枕石漱流(ちんせきそうりゅう)』と言おうとしたものの 『枕流漱石』と間違えて言ってしまいました。 笑いにすればいいものの、孫楚は負けず嫌いだったので、『石でうがいをするのは歯を磨くため。 川の流れを枕にするのは耳を洗うため』と苦しい言い訳をします。 こうした孫楚の咄嗟の言い逃れを、知人が「素晴らしい。 さすがだ」と言ったことが始まりだとされています。 この「枕流漱石」の二文字をとって、「さすが」=「流石」と書くようになりました。 「流石」の意味と使い方〈1〉 「流石」の意味は 「何と言ってもやはり、本分や実力などに相応しいだけのものがあること」です。 相手の行動に関して賞賛の気持ちを込めて、感心すること・期待通りの結果になって改めて納得することを表します。 「予想どおりに・期待にたがわず」という意味で、以前から考えられていた内容を肯定し強調する場合に使います。 例えば、「腕前は流石だ」「流石本場の味だ」などと言います。 他にも、自分が困っている問題を誰かがすぐに解決してくれたときなどに『流石!』『流石だね!』と言うことがありますよね。 「この分野は得意だと聞いていたれど、本当にできるなんてすごい」という意味で「流石」を使っています。 ・ほー、落語家ということもあって流石の返しですね。 少しは見習いたいと思います。 ・流石、毎回仕事が早いですね〜。 君には本当に助けられるよ。 ・今回の試験でも一番の成績を取るなんて流石ですね。 誰も君には敵わない。 ・すぐに事件を解決してしまうなんて、流石は名刑事!次回も頼みますよ。 ・流石、人気歌手A!海外でもものすごい人気を誇っている。 ・こんな難しい問題をすぐに解いてしまうなんて、流石です。 「流石」の意味と使い方〈2〉 「流石」の意味は 「そうはいってもやはり、それとは違うものがあったり、反対の気持ちが残ったりなどすること」です。 「そうは言っても」「そうは思うもののしかし」「そうではあるが」と同じような意味になります。 あることについては認めているものの、一方ではそれに反する感情を抱くことを表しています。 「楽しかったけど疲れた」「美味しいけど食べ過ぎた」など、本当の思いと反対のことを言う場合に使います。 例えば、「ここのステーキは本当に美味しいけれど、流石にこんなに多くは食べることができない」などと言います。 これは「ステーキが美味しいことは認めているが、お腹がいっぱいで食べれない」という気持ちを表します。 例文 ・いくら親しいからと言っても、流石にそれは言い過ぎだ。 ・もうお腹いっぱいで、流石にこれ以上は食べることができない。 ・いくら人通りが少ないからと言っても、流石にこれ以上スピードを出すことはできない。 ・焼肉はとても美味しいけれど、2日連続食べるとなると私でも流石に飽きてしまう。 ・こちらにも不注意な点があったものの、あんなに責められると流石にイラついてしまう。 ・確かに私はダサいが、だらしない人に服装のことでグダグダと文句を言われると流石に腹が立つ。 ・もっとたくさん乗り物に乗りたいが、流石に足が疲れてしまってもう歩けない。 「流石」の意味と使い方〈3〉 「流石」の意味は 「実力あるものが、その評価通りにならなくなった意を表す。 そうは言っても」です。 「定評のある・あれほどの」という意味で、実力が認めながらも予想通りの結果にならない場合に使います。 ない」という形で、後に否定的な語を伴って用います。 例えば、「あるスポーツで良い成績を残した人であっても、歳をとった今現在は全く活躍できていない」ということを「流石のレジェンドでも年齢に勝つことはできない」などと表現できます。 例文 ・流石の力士でも、それ以上食べることはできないだろう。 ・流石の大食いの彼であっても、わんこ蕎麦大会で優勝するのは難しい。 ・流石の名プレーヤーも年齢には勝てず、今日の試合も2回6失点で降板だ。 ・流石の彼であっても、今回のステージはクリアすることができない。 ・流石の彼女であっても、誰にも興味を示すことのない彼を振り向かせることは無理だ。 ・流石の前年の優勝校であっても、最下位から巻き返しを目指そうなんて無理だろう。 ・流石のプロであっても、急に押し寄せてくる波に打ち勝つことはできないだろう。 「流石」は目上の人に使うのはOK? 結論から言うと、 目上の人に「流石」を使うのはNGです。 上記でも説明したように「流石」には、ポジティブな意味合いを込めて使う他に、「そうは言ってもやはり」と否定の意味を込めて使うこともあります。 例えば、上司に何かを教えてもらった時に、感謝の気持ちを込めて「流石ですね」と言っても「大したことのないあなたでも流石にできるますよね」という意味で受け取られてしまう可能性があります。 このような場合は、感謝や尊敬を表す 「ありがとうございます」だったり 「勉強になります」と言うのが良いでしょう。 他にも、目上の人を褒める場合は「流石です」ではなく、 ・感服しました ・感動しました ・感激しました ・感銘を受けました ・脱帽しました ・敬服します などと言えます。 これらの言葉は、尊敬する気持ちや憧れの気持ちを表す表現です。 「流石」の類語 1つ目の「大したもの」という意味の類語 只者ではない (意味:尋常の人ではない。 普通の人ではない) 「あの目つきは只者ではない」 伊達じゃない (意味:単なる飾りや見掛け倒しではないさま) 「あの人は周りの人みたく、伊達じゃないよ」 すごい (意味:形容しがたいほど素晴らしい) 「あの人は本当にすごく、近寄りがたい」 飾りじゃない (意味:表面の美しさだけではないさま) 「あの人は飾りじゃなく、中身もしっかりしている」 見せかけじゃない (意味:うわべだけではないさま。 外見だけでないさま) 「彼は見せかけじゃないよ」 素晴らしい (意味:大層優れいてる) 「本当に素晴らしい演奏だった」 目覚ましい (意味:目がさめるほど素晴らしい) 「目覚ましい活躍が期待される」 見事 (意味:際立って優れていること) 「見事な手さばきだ」 2・3つ目の「そうはいってもやはり」という意味の類語 やはり (意味:思った通りに) 「そんなことするはずはないと信じていたが、やはり彼が犯人だった」 幾ら何でも (意味:どのような事情があるとしても。 どのような点から考えて見ても) 「幾ら何でも遅すぎるよ」 とはいえ (意味:そうは言っても。 けれども) 「とはいえ君も彼の味方なんでしょ」 だけれど (意味:前文で述べた事柄に対して、それに反する事柄を示す後文を導く語) 「だけれど、彼は前科持ちだし信用できないよ」 さりとて (意味:そうかと言って。 だからと言って) 「さりとて許すわけにはいかないよ」 ですが (意味:ですけれど) 「昨日よりは良くな理ました。 ですが、まだ体がだるい」 それでも (意味:そうであっても) 「それでも、そこまで責める必要はない」.

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【石に漱ぎ流れに枕す】(いしにすすぎ ながれにまくらす)

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さすが!流石と書くのは何故ですか? 著者 安田泰淳(雑学研究家) さすが!流石と書くのは何故ですか? 期待していた人が期待通りの成果を出した時、 「さすが安田さん」 などといいますよね。 きっかけは 「枕石漱流」(ちんせきそうりゅう)です。 漢字を見ていただければ、なんとなく意味がわかるかもしれません。 漱は(すすぐ)という意味です。 「石を枕にして川の流れで口をすすぐ」ということから、「山水に隠れて自由な生活をする」という意味があります。 3世紀、中国の政治家で孫楚(そんそ)という男がいました。 彼は「 枕石漱流」を間違って 「 漱石枕流」(そうせきちんりゅう 石をすすぎ流れに枕す)と言ってしまったそうです。 友人に間違いを指摘されてしまうのですが孫楚は頑固な性格です。 「流れに枕するのは耳を洗うためで、 石に漱ぐのは歯を磨くためなのだ」と 、間違いを認めず、強くいい返したのです。 周りにいた人々はそれに感心して、 さすが孫楚!といいました。 この故事が日本にやってきた時に、「漱石枕流」の二文字を取り さすが=流石と書くようになったそうです。 そして、間違って言ってしまった「漱石枕流」という言葉は、「負けず嫌い」・「頑固もの」 という意味の諺になってしまいました(笑) このエピソードを気に入ったのが夏目金之助です。 自らのペンネームを夏目漱石にしたといわれています。 へ~~ (雑学研究家 安田泰淳).

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