アタナシア クロード ネタバレ。 転生先は、悲運のサブキャラプリンセス!? 韓国の人気作がついに発売!『ある日、お姫様になってしまった件について』第①巻・第②巻 7月5日 2冊同時発売!

『ある日、お姫様になってしまった件について』3巻のネタバレ!

アタナシア クロード ネタバレ

ある日、お姫様になってしまった件について32話ネタバレ 「姫様」 イゼキエルと別れて、フィリックスの元へ駆け寄るアタナシア。 「パパは?」 「陛下は他のご用件でしばし席を外されました」 (確かにクロードが暇な人間でもな…) ある懸念が過ぎり、アタナシアの動きがピタッと止まります。 (もしかして…) 原作でのジェニットの展開を想像し、悪寒が走るアタナシア。 「すぐにお戻りになりますので、ご心配なさらず」 「!」 微笑みを浮かべながらアタナシアの手を握るフィリックス。 「姫様のデビュタントですから、きっと最後まで一緒にいてくださいますよ。 では姫様、私とも一曲お願いします」 そう言ってにっこりと笑うフィリックスに、アタナシアも笑顔が溢れます。 「ええ、喜んで」 サーッと顔から血の気が引いているフィリックス。 「姫様。 もし私が姫様のお気に召さないことをしていたのでしたら、すみません」 ブーツの上からでもわかるくらい、フィリックスの両足の甲はヒリヒリと赤く腫れあがっていました。 「わかってて踊ろうって言ったんじゃないの?さっき私がパパの足を踏んだの見てたんでしょ?」 「陛下の足もこのように踏まれたのですか?」 びっくりするフィリックス。 「私だけではないのなら、安心しました」 不意にジェニットの後姿を見つけたアタナシア。 (ジェニットがパーティーホールに) 「陛下は少々遅くなられるようですね」 (じゃあクロードの用事はジェニットとは関係ないのかな) 「……」 黙り込むアタナシアを見て勘違いしたのか、フィリックスはこっそりと話かけます。 「姫様。 実は先ほど陛下から命じられたのですが、これ以上他の虫けらが寄り付かないように、姫様のそばをしっかり守るようにとのことです」 虫けら?と疑問符を浮かべるアタナシア。 「その気持ちがわからないわけではありませんが…」 フィリックスはアタナシアの肩を持ってくるりと方向転換させます。 「今日は姫様のための日ですから仕方ありませんね。 後で少し怒られるでしょうが…」 (えっ?) トンとアタナシアの背中を押すフィリックス。 「私が後ろをお守りするので、どうか心ゆくまでお楽しみください」 アタナシアの周りには、いつの間にかたくさんの令息令嬢たちが集まっていました。 (なっ、何?いつこんなにたくさんの人が集まってたの!?) 「アタナシア様、お会いできて光栄です」 「私はゲール侯爵家門の…」 「私の名前は…」 (ええ??) 「よろしければ次の曲は私と一緒に…」 「デビュタント、心よりお祝い申し上げます」 呑気に「楽しく遊んできてくださいね」と手を振るフィリックス。 (うわあ助けて!) * 「パパ!」 駆け寄ってきたアタナシアとフィリックスの姿に、クロードは「まだデビュタントが終わってないはずだが」と口を開きます。 「もうほぼ終わったから帰ろうと思って」 (休みたい。 今すぐ帰って布団の中に入りたい) 「あれほど待ち望んでいたデビュタントなのに、どうしてもう帰るんだ?」 「え?たっ、ただ…」 「面倒なやつがいたのか?」 (うっ、するどい) ハッとするクロード。 「誰かに傷つけるような言葉や行動でもされたのか?」 (ん?それってどういうこと?) 「…フィリックス・ロベイン」 クロードが言った瞬間、即座に片膝をつくフィリックス。 (えっ?) 「はい、陛下」 「俺がいない間、姫の面倒を見るよう命じたはずだが?」 「申し訳ございません陛下。 私の力不足ですべて把握することはできませんでした」 (えっ?) 「会場に戻る。 どうやら俺が最近大人しすぎたようだな」 (????) 「パ…パパ?」 「心配するな。 早く死にたくてもがいている連中がいるようだからな」 アタナシアへ寄せられるクロードの瞳は、見る者すべてが卒倒しそうなほど冷淡な色を浮かべていました。 「よくも俺の娘に…。 妄言を吐いた者は舌を焼き尽くし、礼儀知らずな振る舞いをした者は手足を切り落とし、城門の前にぶらさげて見せしめにしてやろう」 ゾッとするアタナシア。 「フィリックス。 姫をエメラルド宮に連れて行け」 「パ…パパちょっと待って行かないで!」 アタナシアは思わず力いっぱいクロードの腕を掴みます。 「怒らないで。 私傷ついたことなんて一切なかったよ」 「隠す必要はない。 誰であっても探し出して殺…」 「私はパパの娘なんだから誰もそんなことできないよ」 「ならどうして急に出てきた?虫けらがお前に変なことを言ったりしてきたんじゃないのか?」 (うわああいきなりどうなってんのよ) 「パパの姿がずっと見えないから私が探しにきたんだよ!」 ぴえーん、と泣きわめくアタナシア。 「パパと一緒にいたくて来たのに、またパパが中に行っちゃったら意味ないよ!」 固まるクロード。 徐々に、禍々しい黒いオーラが収束していきます。 (つっ、通じたかな?) 「いいからもう私と一緒にエメラルド宮に行こうよ。 宴会場は人が多くてうるさいから、もう入りたくないのよ」 (何よこれ!私は自分一人の命を守るのさえ大変なのに、他の人の命まで守り中) 「仕方ないな、エメラルド宮に行こう」 (や、やった!) 「急用があったのではありませんか?」 「こんなに望んでいるのに、少しくらい時間を作ってやっても良いだろう」 (あはは、それはどうも…。 あっ) 目を見開くアタナシア。 (このまま帰ったらジェニットと会わないで帰るんじゃ?) 「そういえば姫様、リボンがなくなってますよ」 フィリックスの言葉に、腰に巻いていたリボンがなくなっているのに気付きます。 「あっ、ホントだ」 「フィリックス、探して来い」 「大丈夫、このまま行こう」 (ダンスホールで踏まれてボロボロになってそう」 その時 「アタナシア姫様」 アタナシアの時が止まります。 クロードはおもむろに振り返りました。 「こちらを落とされましたよ」 振り返った先にあったのは、アタナシアのリボンを手にしたジェニットの姿でした。 (ジェニットがどうしてここに?) 32話はここで終了です。

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アタナシア クロード ネタバレ

ある日、お姫様になってしまった件について27話ネタバレ 「うーん」 姿見の前で考えるアタナシア。 「うん?リリー、私キレイ?」 「もちろん。 世界で一番お美しいですよ」 0. 1秒で反応するリリー。 (確かにアタナシアはダイアナに似てキレイじゃないとね) 「お休みの前に髪を梳かしますね」 (イゼキエルが好意を抱くのも納得だわ。 最初はお姫様病にかかったのかと思ったけど、これなら気付かない方がおかしいかも…。 ルーカスが6年前に私をイゼキエルに送り飛ばしたから話に変化が生まれたのかも…。 小説の内容がここまで変わって大丈夫かな。 まぁ空から超キレイな女の子が降ってきたから、ちびっ子イゼキエルには初恋…に似たのかも?) 「姫様、いきなり動いたら髪の毛がからまりますよ」 (十分あり得る話よね) 考えるアタナシアと、手際よくアタナシアの髪を梳いていくリリー。 (どうせ女主人公はジェニットだから、本気で好きになるわけじゃないだろうし。 男主人公から好かれて悪いことは…ないよね?うん。 これはデビュタントの後にまた考えよ) 「リリー、今日もルーカス来なかったの?」 「はい。 宮廷の魔法使いはとてもお忙しいみたいですよ」 (忙しい?あいつがホントに忙しいわけないじゃない!ヒマだからって急に宮廷の魔法使いになったくせに) 「魔法使い様も本当にすごいですよね。 まだ幼いのに…」 (絶対こういう反応を楽しんでるはずよ…。 改めて…本当に変なやつだよね。 最初に会った時もそうだし、宮殿に入ってきた過程も釈然としないし。 それに何の詐術を使ったのか、みんなルーカスと私が同い年だと思ってるのよね) かつてのルーカスとの会話を思い出すアタナシア。 「もちろん魔法使い様がすごいとしても、姫様ほどではありませんけどね。 姫様はすでに6大哲学書をぜ~んぶ」 (ハッ!) 困惑するアタナシア。 「リリー、私眠いな」 「あら、もうこんな時間でしたね」 (リリーもホント親ばかなんだから…。 聞いてる方が恥ずかしいよ。 私は天才じゃなくて中身が大人なだけ…) * 「パパ、パパ。 私もうすぐあるデビュタントがすごく心配だよ」 上目でクロードを見つめるアタナシア。 「もし緊張して失敗したらどうしよう?」 「失敗してもいい」 「踊りの練習は一生懸命しているけど、それでも心配なの」 「心配する必要があるのか?もし失敗したら、しっかりカバーできなかったフィリックスのせいだ」 「でもみんな陰口言うでしょ?」 「それが人生最後の言葉になるかもしれんがな」 普段通りの表情で恐ろしいことを言うクロード。 (怖いけどちょっと感動) 「そうおおげさに考える必要はない。 儀礼として一度踊るだけでいいものだ」 「実は私、パパと手を繋いで入りたいの」 お茶を飲んでいたクロードの手が止まります。 「デビューダンスもパパと一緒に踊りたいし、14歳のデビュタントおめでとうって言葉もパパから一番最初に聞きたいな」 (そろそろ駆け引きを終わらせましょう) 「だけどパパは…そういうのあんまり好きじゃないよね。 それでフィリックスにお願いしたんだけど…」 チラッとクロードを見るアタナシア。 「本当はパパと行きたいの。 人生で一度きりのデビュタントだから」 一度きり、というアタナシアのセリフに、クロードはぴくりと反応します。 「でもワガママ言っちゃダメだよね。 フィリックスなら隣で私をリードしてくれるよね。 パパの自慢の娘になれるように頑張るね」 「ふん。 そこまで願うなら」 クロードはスッとお茶を飲み切ると、テーブルへ置きました。 「聞いてやらないこともない」 「ホント!?」 目を輝かせるアタナシア。 「だけど、そういう席とか踊りとかあんまり好きじゃないよね?」 「たかがダンス一回、エスコート一回。 そんなすごいことでもないだろ」 「最近はパパをデビュタントパートナーにする人はあまりいないから、コソコソ噂されるかも…」 「余計なことに気を使う必要はない。 命を惜しまず生意気な発言をするやつはいないだろうからな」 「本当に私と一緒にデビュタントパーティーに行ってくれるの?」 「そこまで行ってほしいなら仕方ないだろう。 元々そういう騒がしい場所は嫌いだが、特別に…」 「パパぁぁ!」 ギュッとクロードに抱き着くアタナシア。 「ホントに?ホント?ホントに私と一緒に踊ってくれるの?エスコートもしてくれるの?すごく嬉しい!キャンセルはダメだよ!私と約束したからね!」 大きな瞳をきらきらに輝かせて喜びを表現するアタナシアに、クロードは固まります。 「…」 じっとアタナシアを見つめながら、クロードは言いました。 「あぁ、約束しよう」 助かったと言わんばかりに両手を広げて喜ぶフィリックス。 「ありがとうございます姫様!!」 「えっ、あっうん」 (クロードがどれだけイジめてたんだろ?) 両手を握り合わせて「神様助かりました」と天へ向けて涙を流すフィリックスに、アタナシアもドン引きです。 「オベリアの平和があらんことを」 突然聞こえてきた声。 現れたのは、イゼキエルの父でした。 「アルフィアス公爵、お久しぶりですね」 「今日もお美しいですね、アタナシア様。 謁見時間より早く来て正解でしたね、こうして偶然姫様にもお会いできて」 「私もこうして偶然公爵とお会いできて嬉しいです」 (この大嘘つき) 「もうすぐ姫様のデビュタントですが、パートナーの方はお決まりですか?」 (え?一体何がしたいの?うちのジェニットはイゼキエルを連れてくのだ、お前のとこにはそんなやついないだろ?って言いたいの?原作のアタナシアは結局ちゃんとした相手を探せなかったから) 「それはもちろん決めましたよ。 お父様が一緒に行ってくれることになりました」 にこやかに答えるアタナシアと、後ろでコクコクと笑顔で頷くフィリックス。 「陛下が…ですか?」 衝撃を隠せないイゼキエル父。 「もちろん私が先にお願いしたのですが」 「それは。 姫様のお願いを陛下が聞かれた…。 はは、これは驚きました。 わかってはいましたが、やはり陛下はアタナシア様を非常に大切にされておられるのですね」 (このおっさん、また何か作戦考えてるわね) 「これは残念ですね。 もし相手がまだでしたら、私の息子はいかがかとお尋ねしようと思ったのですが」 (!?) 「アルフィアス公爵のご子息ですか…?」 「ご存知かもしれませんが、息子がこのたび勉強を終えアルランタから戻ってきたのです」 開いた口が塞がらないアタナシア。 (こっ、このおじさん、一体何を企んでるの?) 27話はここで終了です。

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ある 日 お姫様 に なっ て しまっ た 件 について 翻訳

アタナシア クロード ネタバレ

「ある日、お姫様になってしまった件について」1巻に引き続き、2巻のネタバレと感想になります! ちなみに、2巻は11話~19話まで収録されています。 「ある日、お姫様に待ってしまった件について」2巻のネタバレ 1巻では主人公のアタナシアが湖に転落してしまい父親のクロードに助けを求めますが、クロードはただ冷たく見ているだけでアタナシアは怒りと恐怖で涙を流します。 この事故がきっかけで体調を崩したアタナシアはベットの中で「お金をためて1日でも早くここから出ないと」と改めて決意するのですが、その矢先さらに予想もしなかったことが起こります。 新しいメイドたちと仮護衛騎士 なんと、アタナシアを赤ちゃんの時から育ててくれたメイドたちは他の宮殿に配属させられることになり、代わりに新しいメイドたちと仮護衛騎士を任命された「フィリックス」が後宮にやってきました。 保母の「リリー」だけはアタナシアのそばに残ることになりますが、彼女も何も知らされておらずアタナシアと2人で困惑します。 自分の娘が湖に落ちてもただ見ているだけだったクロードですが、一応はアタナシアを助けてメイドや護衛騎士もつけるくらいなので何かしら気にはなっているようです。 しかし、まだまだクロードの真意は謎のまま・・・ アタナシアがクロードにまさかの反撃!? アタナシアのおねだりに負けてよくチョコをくれて可愛がってくれた「ハンナ」と「セス」というメイドがいましたが、後宮のメイドたちが一斉に入れ替わってしまったため「2人に会いたい」とアタナシアはリリーに不満を漏らします。 そこへフィリックスが「陛下にお願いしてみては?」と答えたので、アタナシアとリリーは(何を言ってるんだこいつは・・・)というような驚きと混乱したような表情で彼を見ますが、そんな2人の心情にフィリックスは全く気づかず、しまいにはクロードが今日の晩餐をアタナシアと過ごしたいという伝言を伝えてきたため、さらなるショックを2人に与えるのでした。 クロードに怒りを覚える中、アタナシアはフィリックスに抱っこされてクロードの部屋へ向かいますが、ドアをノックしても返事がありません。 「お昼寝中のようですね」というフィリックスに、心の中でクロードに文句をいいながら「じゃあ、アーティ(アタナシアの愛称)帰る」というアタナシアでしたが、直接起こしてあげればクロードが喜ぶと強引に部屋の中に入れられてしまいます。 困惑しながらも部屋の中にある巨大な金の絵を見て感動し他の壁に飾られているものも金なのか確かめようと部屋の中を走りますが、ふと部屋の隅に置かれているひびの入った女性の肖像画が目につきます。 アタナシアにはこの女性に心当たりがあるようで「見なきゃよかった」と顔をそむけますが、目の前にあるソファーでクロードが寝ていることに気づきます。 なぜ、ベットではなくソファーに寝ているのかととても驚きますが、熟睡しているクロードを見て 「1発なぐってみようか?」 とまさかの反撃にでます。 が、失敗・・・ 目を覚ましたクロードに驚きながらとっさに苦しまぎれの子守唄を歌って何とかやり過ごすのでした。 アタナシアの母「ダイアナ」 何度も会っているに父親の無関心な態度にも慣れてきて、アタナシアはクロードの反応が返ってこようがこまいが多少のことに動じなくなっていました。 なんと、ティータイムでクロードがよく飲んでいる香りのよいお茶が以前から気になっており、会話が途切れたきっかけにお茶が美味しいかどうかを尋ね「パパと同じものを飲む」とまで言えるほどまでになっています。 そんな自分の大胆さに感銘して自分を殺そうとする気持ちがなくなればいいのにと思うアタナシアですが、クロードと同じお茶を飲んでみると、そのとても良い香りに「アーティの口の中で花が咲くみたい!」とクロードに伝えます。 しかし、その言葉を口にしたとたんクロードとフィリックスの表情が変わり空気が一変してしまいました。 フィリックスがクロードが飲んでいるお茶はアタナシアの母である「ダイアナ」がとても気に入っていたものだと説明し、アタナシアと同じ言葉を口にしていたことを伝えます。 驚きつつクロードの様子をうかがいながらもアタナシアもダイアナのことを聞き返しました。 クロードが最初にこのお茶を楽しむことになったのはダイアナのためであると2人の過去について触れるのですが、クロードは「そんな記憶はない」と否定してフィリックスに下がるよう命令します。 この後、ダイアナのことでアタナシアがリリーやフィリックスと気まずい雰囲気になってしまうのですが、このあたりは13話~14話をお楽しみください。 ジェニットを育てているアルフィアス公爵 2巻になって、アタナシアが転生した小説の本来の主人公「ジェニット」を育てている伯父(もしくは叔父)のアルフィアス公爵が登場します。 この公爵は小説の中の男主人公「イゼキエル」の父親でもあり、野望を秘めジェニットを利用して順風満帆な人生を送ろうとしている人物で、初めて会ったアタナシアをジェニットと比較するような目で見てきますが、それに気づいたアタナシアはアルフィアス公爵の銀髪を白い犬に例えて「シロおじさん!」と呼び色々とおちょくります。 月日が流れ、7歳になったアタナシアは再びアルフィアス公爵出会あうのですが、彼はアタナシアに同年代の友達を作るように勧め自分の息子を紹介させようとしてきました。 ジェニットの存在をクロードが知ったとしても、興味を引かなかった場合の保険に自分をかけようとしていることに気づいたアタナシアはその提案を断りますが、アルフィアス公爵は諦めずに語り掛けます。 「それなら、姫様と同年輩の女の子はどうでしょう?」 自分がクロードのお墨付きになりたいがために、息子がだめならジェニットを近づけようとしてくるアルフィアス公爵に腹を立てたアタナシアは「自分よりマヌケな友達は嫌だよ」と言いうと、大人でさえ難しい学問や語学をいくつも挙げ、どれくらいジェニットが勉強ができるのかを聞きます。 アタナシアが前世の記憶を引き継いでいることは誰も知らないのでフィリックスもアルフィアス公爵も知能の高さに驚きを隠せずにいますが、最後にアタナシアが公爵に向け他国の言語でこういいます。 「神はうそつきに天罰を下すだろう!」 この言葉は多分聖書か何かの一部分を引用して言ったのだと思いますが、噂でアタナシアが非常に明敏であることは聞いていたものの、自身の心の内を見破られたかのような発言と予想をはるかに上回るアタナシアの才能を知り驚愕するのでした。 クロと魔法使いルーカスとの出会い アルフィアス公爵につづき成長したアタナシアは、ある日、黒い犬のような生き物に出会います。 とても可愛らしいので「ご飯あげるよ、こっち来て」と声を掛けますが逃げられてしまったため追いかけて捕まえるのですが、捕まえたのは犬ではなく黒い長髪に赤い瞳をした「ルーカス」という少年の髪の毛でした。 後宮の庭園は許可なく立ち入りできないので、勝手に入ってきてはダメだということや、ここで何をしていたのかをアタナシアが少年に尋ねると「こいつを捕まえたけど」と言って先ほど追いかけていた黒い犬をつまんで見せました。 アタナシアは黒い犬のことを「クロ」と呼ぶとルーカスが飼っている犬なのかを訪ねますが、「初めて見るのか?」と逆に問われます。 どういうことかと困惑しているところにフィリックスがアタナシアを探しにやってきますが、目の前まで近づいてきたにもかかわらず2人の存在に気づかずにフィリックスは立ち去ってしまいます。 実は、ルーカスは魔法使いでありフィリックスが2人の存在に気付かなかったのも彼の魔法のせいでした。 黒い犬の正体はアタナシアから生まれた魔力の塊で 「神獣」と呼ばれる存在であることや大人になると自ら吸収され魔力として使えるようになること、持ち主の能力が抑えきれないほど溢れたときに生まれてくるのだと教えてくれましたが、クロをアタナシアに渡すことを拒み、久しぶりに目覚めて魔力が弱まっているからと神獣であるクロを食べ魔力を補充しようとしていました。 アタナシアは必死で抗議したのでルーカスはクロが大人になるまでいったん保留にすると答えましたが、納得できずなぜ保留にるのか聞き返すアタナシアに対しルーカスは笑顔で答えます。 「俺が今、お前をみのがしてやっているんだよ」 ルーカスは自分がアタナシアを今すぐ殺してクロを連れ去ることができるが、そうしないのはアタナシアが気に入ったから特別にそうしないのだと言います。 結局、条件付きでクロを返してもらうことになるのですがルーカスの言動を見ていると歴代の皇族の名前を出してアタナシアはその娘なのかどうかを聞いている場面もあるので、どうやらかなり昔から生きているようです。 アタナシアに興味を持ったのも他の皇族と違う点が見受けられたためなのですが詳しいことはまだ分からずじまい・・・ ちなみに、ルーカスとの出会いは17話からになります。 アタナシアの危機 ~魔力の暴走~ ルーカスに食べられそうになっていたクロを何とか助けたアタナシアはクロとの生活を満喫しています。 クロと過ごすほうがいいのでクロードに会いに行くのも面倒に感じていましたが、2巻の後半ではクロードに抱っこされることになったりアタナシアがクロードの顔を叩いてしまうなどのハプニングが起こります。 わざとではないのですが、叩いてしまった後のクロードの恐ろしい顔とフィリックスの空気が読めない発言にアタナシア頑張れと応援せずにはいられませんでした。 そんなハプニングもありながらクロードと一緒にお茶を飲んで会話している最中、アタナシアは自分の心臓が強く脈打っていることに違和感を感じますが、次の瞬間、突然血を吐いて倒れてしまいます。 アタナシアが倒れた原因は体内の魔力が暴走を起こしたためでした。 原因がわからないため処置する術がなくアタナシアに死が迫るのですが、どうなるかは19話目をお楽しみください。 クロードとダイアナの過去 瀕死の中、アタナシアはクロードと母であるダイアナの夢を見ます。 これまで何度かアタナシアの夢の中にダイアナが登場するのですが、ダイアナの写真や映像などは残っていないためアタナシアは「綺麗な妖精のお姉ちゃん」という認識しかしておりません。 いつもダイアナの姿を見て入るだけで声を聴くことも話すこともできないのですが、ここでは初めてクロードとダイアナの過去が少しだけ描かれています。 「ある日、お姫様になってしまった件について」2巻の感想 2巻を読んだ感想ですが、新しいキャラクターたちが沢山出てくるのと話もテンポよく進んでいるのでダラダラせずに読むことができました! 結構、異世界転生ものを読んでいると日常編の何気ない話が長くあまり緊張感のない展開やテンポの遅さに読んでて中だるみしてしまうことがあるのですが、展開もそこまで急ではなく順序良く進んでいる印象です。 クロードにも少しづつ変化が表れてアタナシアとのよい雰囲気の場面も描かれていたり、アタナシアがアルフィアス公爵にあっといわせる場面は爽快でとてもカッコイイです! その他では年齢にあった言葉や行動が愛らしく良い感じに幼女をしています。 ただ、気になったのはクロと出会うシーンでアタナシアがしょっぱなから「元気?」と声をかけたり「クロ」と名前を呼んでいたため既にあったことがあるのかと思っていましたが、どうやらそうでもないような・・・ ここの場面だけ唐突に感じたため少し違和感が残りました。 (あくまで個人の感想です) また、アタナシアの世界では魔法があるようですが2巻のルーカスの登場でやっと魔法を使う場面を見ることができました。 クロードがアタナシアに「寝ろ」といいながら頭を触ると眠りにつく描写が何度か出ているので、もしかしたらそこで魔法を使っているのかもしれません。 しかし、日常の中で魔法を使う描写が明確に出てきていないのでもっと見てみたいです。 そのうち皆が魔法を使うところが描かれるのを勝手に期待します。 まとめ 「ある日、お姫様になってしまった件について」2巻のネタバレ・感想記事はいかがでしたでしょうか? アタナシアの環境の変化、新しく出会うキャラクター達、クロードとのハプニング、アタナシアの危機や母のダイアナの存在とクロードとの過去にもちょっぴり触れられて盛りだくさんな内容でした! また、3巻のネタバレ・感想記事も書いていきます! 最後までお読みいただきありがとうございました。

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