悲愴1。 ピアノ・ソナタ 第8番「悲愴」 Op.13 ハ短調/Sonate für Klavier Nr.8 c

交響曲第6番 (チャイコフスキー)

悲愴1

Contents• ベートーベンの悲愴について ベートーベンが活躍した時代においてピアノソナタは交響曲や弦楽四重奏と並び、主要ジャンルの一つとされます。 古典派時代はピアノの性能が飛躍的に発展した時代。 ベートーベンのピアノソナタは作曲時に所持していたピアノの音域の広さを最大限に引き出そうとした傾向があります。 今回、ご紹介する『悲愴』は1797~1798年の作曲ですのでウィーン・ワルター製のピアノで作曲したことになります。 比較的初期つくられた曲なのですね。 年代 使用していたピアノと音域 初期(1782~1802年頃) ウィーン・ワルター製(61鍵、1F~f3) 中期(1803~1816年頃) フランス・エラール製(68鍵、1F~c4) 後期(1817~1823年頃) イギリス・ブロードウッド製(73鍵、1C~c4) 悲愴はベートーベンの出世作!? 『悲愴』は32曲あるベートーベンが作曲したピアノソナタの中でも『月光』『熱情』と合わせてベートーベンの3大ピアノソナタと呼ばれているほど有名な曲です。 (もっともこの3曲が「3大ピアノソナタ」と呼ばれるのはレコード会社の戦略もあったそうですが・・・) その中でも『悲愴』は第8番と一桁の番号がついている通り、比較的初期の作品です。 楽譜が出版された頃から評価も人気も高く、ベートーベンがピアニストとしてではなく作曲家としても知名度を上げるきっかけとなった作品です。 ベートーベンの悲愴というタイトルは誰がつけた!? クラッシク音楽の名曲のタイトルは曲のイメージにより後からついたものが多いです。 同じベートーベンの3大ピアノソナタに挙げられる『月光』はそのパターンです。 (ベートーベンの死後に『月光』と名付けられた) しかしこの『悲愴』についてはベートーベン本人が付けたのか?、またそのタイトルの意味は何なのか?は定かではありませんが、楽譜の初版の表紙に『悲愴』というタイトルが掲載されていましたので少なくともベートーベンはこのタイトルについて了承済ということになります。 『悲愴』というのは「深い悲しみ」という意味。 ベートーベンが『悲愴』を作曲したのはちょうど難聴を自覚した時期です。 自身の音楽家としての将来を憂いて作ったのか、ベートーベン個人の悲しみではなくもっと大きな意味を持たせたのか・・・。 ベートーベンが直接、この曲について言及したことがありませんので『悲愴』をどのように感じるかは聴き手の理解に委ねられることになります。 テレビ・映画で使われた『悲愴』 『悲愴』が使われた映画・テレビをご紹介します。 洋楽・邦楽で編曲されて演奏されたり一部が使われたりすることもあります。 第3楽章でテンポも速くなり一気にクライマックスへ進む!って感じですね。 『月光』もそうでしたがベートーベンのピアノソナタは第1楽章はゆっくりでどんどん盛り上がる形式の曲が多いのですが、これは当時として画期的だったようです。 ベートーベンの悲愴おすすめCD 1枚目は長富彩さんのアルバム『Nagatomi plays Beethoven』。 2016年のアルバムで比較的最近のものです。 上で紹介した動画は2008年の時の演奏なので10年前のものです。 動画の演奏も良いですがアルバムの方がより円熟された演奏が聴けますよ! 2枚目は安定のアシュケナージのアルバム。 『ベートーベン:ピアノ・ソナタ<悲愴><月光><熱情>』を紹介します。 お馴染みの3大ピアノソナタがセットでついてくるアルバムですwww 演奏は現役最高峰のピアニスト、アシュケナージなので安心しておススメできます。

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【ベートーヴェン】音大生が解説する「悲愴ソナタ」の弾き方

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交響曲第6番 別名 『悲愴』 、 、 1. Adagio - Allegro non troppo - Andante - Moderato mosso - Andante - Moderato assai - Allegro vivo - Andante come prima - Andante mosso 2. Allegro con grazia 3. Allegro molto vivace 4. Finale. Adagio lamentoso - Andante - Andante non tanto 速度指定なし 制作国 74 交響曲第6番ロ短調 74は、が作曲した6番目の番号付きであり、彼が完成させた最後の交響曲。 『 悲愴』(ひそう)という副題で知られる。 交響曲第6番「悲愴」の下書き(スケッチ) 音楽・音声外部リンク 全曲を試聴する - 指揮による演奏。 ロシア・ナショナル管弦楽団公式YouTube。 - 指揮による演奏。 ピッツバーグ交響楽団公式Vimeo。 - 指揮による演奏。 hr交響楽団公式YouTube。 - 指揮による演奏。 公式YouTube。 最後の大作であり、その独創的な終楽章をはじめ、彼が切り開いた独自の境地が示され、19世紀後半の代表的交響曲のひとつとして高く評価されている。 副題については、弟が初演の翌日に自身が「悲劇的」という表題を提案したが、作曲者はこれを否定し、次に弟が口にした「悲愴」という言葉に同意したと伝えているが、 これはモデストの創作で事実ではない。 実際は自筆譜、楽譜の出版をしていたピョートル・ユルゲンソンがチャイコフスキーに送った手紙で「《第6悲愴交響曲》よりも《交響曲第6番 悲愴》とするべきだと思います」と書いているなど、 少なくとも曲が完成した9月には作曲者自身がこの題名を命名していたことが分かっている。 モデストはこの曲のテーマとしていくつかの証言を残しているが、作曲者自身は「人生について」としか語っていない。 の回想によれば、初演の際、演奏会の休憩中にチャイコフスキーにその点を確かめてみた時には「今は言えないな」と答えたと言う。 チャイコフスキーは26歳から52歳までの間に12回の期を経験したという。 『悲愴』作曲時には過去を思い浮かべたのか、それとも当時もうつ病を患っていたのか、うつ的な精神状態を曲に反映させているのではないかという説がある。 ドイツのミューレンダールは、精神病院の入院患者に対して各種の音楽を聞かせるという実験を行なったが、悲愴を流した場合、特に内因性うつ病患者の症状が悪化し、患者によっては自殺しようとしたとのことである [ ]。 チャイコフスキー自身は世評を気にしがちなタイプだったが、ことこの曲については最終楽章にゆっくりとした楽章を置くなどの独創性を自ら讃え、初演後は周りの人々に「この曲は、私の全ての作品の中で最高の出来栄えだ」と語るほどの自信作だった。 作曲の経緯・初演 [ ] 交響曲第6番が作曲されたテーブル() チャイコフスキーはに着想を得た(自身で『人生』というタイトルをつけていた)を途中まで書いたところで、出来ばえに満足出来ず破棄し、に改作した(未完に終わる)。 しかしこの「人生」というテーマは彼の中で引き継がれていたようで、既に名士となり多忙な生活の中、新しく交響曲を書き始める。 残されている資料によれば2月17日(第3楽章)に作曲に着手した。 作業は急ピッチで進められ、それから半年後の8月25日にはまで完成し、同年10月16日(では10月28日)に作曲者自身の指揮によりで初演された。 あまりに独創的な終楽章もあってか、初演では当惑する聴衆もいたものの、先述するようにこの曲へのチャイコフスキーの自信が揺らぐことはなかった。 しかし初演のわずか9日後、チャイコフスキーは及びが原因で急死し、この曲は彼の最後の大作となった。 詳細は「」を参照 日本語における副題 [ ] 副題の日本語訳に関しては諸説がある。 もっとも、その両者とも語源はギリシャ語の "Pathos"()であり、 "Passion"() も同ギリシャ語に由来するものなので、ニュアンスとしては関連性がある。 ただし、「悲愴」と「悲壮」はまた意味を異にする(前者は「悲しくも痛ましい」、後者は「悲しくも勇ましい」)ため、フランス語から日本語「悲愴」への翻訳もまた単純に誤りとも正しいとも言えない。 なぜなら、フランス語やロシア語にある意味の一つでもある「熱情」をも含んだ日本語訳には、それに適した言葉がなく、邦訳が難しいためである。 いずれにしても、命名した時にはチャイコフスキー本人はあくまでもこの曲のイメージのみで発想したもので、死ぬ気や遺言などとして作曲したつもりもまったくなかった。 バスクラリネットの使用 [ ] 第1楽章の一部(160小節の後半、譜例と試聴用サウンドファイル参照)で、作曲者の指定したファゴットに代えてを使用することがしばしば行われる。 この方法を最初に行ったのは指揮者のだとされる。 ファゴットをバスクラリネットに置き換える理由としては、この部分に pppppp (ピアニッシシシシシモ)という極端なが付されており、そのように小さな音で演奏するのはファゴットよりもバスクラリネットの方が適していること 、また同小節前半までのクラリネットの旋律をファゴットで受け継ぐ形となっており、同族楽器のバスクラリネットで受け継いだ方が旋律のつながりが良いこと が挙げられる。 ただしチャイコフスキーはの手腕に卓越していると評価されている作曲家であり、前作の『』ではバスクラリネットを効果的に使用していることから、ここでバスクラリネットではなくあえてファゴットを指定したのには、その極端な音量指定を含め、音楽的な理由があるとも考えられる。 この160小節目がの終わりに相当することから、の冒頭と提示部の終わりを同じファゴットに演奏させて音色的な統一感を持たせることを意図した楽器指定なのではないかとの見解 や、この曲においてクラリネットとファゴットはそれぞれ孤独と絶望を象徴しており、孤独が絶望に転じるという意味を持たせた旋律の受け継ぎなのではないかとの解釈 などが存在する。 曲の構成 [ ] 4つのからなるが、その配列は原則とは異なっていて「急 - 舞 - 舞 - 緩」という独創的な構成による。 第1楽章の序奏における上行する3音(E - Fis - G)が、作品全体に循環動機として使われている。 これは、そのままの形で登場するだけでなく、第1楽章の第2主題や、終楽章の第1主題・第2主題において逆行形で登場し、旋律主題を導き出すのに使われている。 演奏時間は約46分。 (名曲解説全集:音楽之友社による) 第1楽章 [ ] より この音声や映像がうまく視聴できない場合は、をご覧ください。 音楽・音声外部リンク 第1楽章を試聴する - 指揮。 公式YouTube。 - Allen Tinkham指揮。 Chicago Youth Symphony Orchestras CYSO 公式YouTube。 Adagio - Allegro non troppo - Andante - Moderato mosso - Andante - Moderato assai - Allegro vivo - Andante come prima - Andante mosso 序奏付き、 本人が語ったような的な暗さで序奏部が始まる。 序奏部は主部の第1主題に基づいたものである。 やがて第1主題が弦(との合奏だが、両パートの奏者の半分のみでどこか弱弱しい)によって現れる。 この部分は彼のリズムに関する天才性がうかがえる。 木管と弦の間で第1主題が行き来しながら発展した後、休止を挟んで第2主題部へ入る。 提示部の第2主題部はそれだけで3部形式の構造を取っており、その第1句はによる民族的なものであるが、甘美で切ない印象を与える。 3連符を巧みに使ったやはり淋しい主題の第2句をはさみ、再び第1句が戻り、pppppp という極端な弱音指定で、静かに提示部が終わる。 打って変わってffの全合奏でいきなり始まる展開部はアレグロ・ヴィーヴォで強烈で劇的な展開を示す。 第1主題を中心に扱い、その上に第2主題第1句の音階を重ねていきクライマックスを形成していく。 一端静まると、弦に第1主題の断片が現れ再現部を導入し、第1主題がトゥッティで厳しく再現される。 再現部に入っても展開部の劇的な楽想は維持されたままで、木管と弦が第1主題の変奏を競り合いながら、そのままクライマックスの頂点に達する。 ここで苦悩を強めた絶望的な経過部が押しとどめる様に寄せてきて、第1主題に基づいた全曲のクライマックスとも言うべき部分となり、ティンパニ・ロールが轟く中、により強烈な嘆きが示される。 やがてで第2主題が現れるが再現は第1句のみで、そのまま儚いコーダが現れるがもはや気分を壊さず、全てを諦観したような雰囲気の中で曲は結ばれる。 演奏時間は16分から17分(、、等)のものから25分以上()のものまであるが、ほとんどの演奏が18分から20分である。 第2楽章 [ ] Musopenより この音声や映像がうまく視聴できない場合は、をご覧ください。 音楽・音声外部リンク 第2楽章を試聴する - アントニ・ヴィト指揮。 ナクソス・ジャパン公式YouTube。 - Allen Tinkham指揮。 Chicago Youth Symphony Orchestras CYSO 公式YouTube。 Allegro con grazia 、 4分の5拍子というによる。 の音楽によく見られる拍子で、優雅でありながらも不安定な暗さと慰めのようなメロディーが交差する。 中間部はロ短調に転調し、一層暗さに支配され、終楽章のフィナーレと同様の主題が現れる。 演奏時間は8分から9分程度。 第3楽章 [ ] Musopenより この音声や映像がうまく視聴できない場合は、をご覧ください。 音楽・音声外部リンク 第3楽章を試聴する - アントニ・ヴィト指揮。 ナクソス・ジャパン公式YouTube。 - Allen Tinkham指揮。 Chicago Youth Symphony Orchestras CYSO 公式YouTube。 弟のモデストは、彼の音楽の発展史を描いていると語っている。 演奏時間は8分から10分。 第4楽章 [ ] Musopenより この音声や映像がうまく視聴できない場合は、をご覧ください。 Finale. Adagio lamentoso - Andante - Andante non tanto• 後述するように、自筆譜におけるチャイコフスキーの速度指定は Andante lamentoso ソナタ形式的な構成を持つ、ロ短調 冒頭の主題は第1と第2ヴァイオリンが主旋律を1音ごとに交互に弾くという独創的なオーケストレーションが行われており、第2ヴァイオリンが右側に配置されるの場合、旋律が交互にステレオ効果で聴こえてくる音響上の試みである。 なお、再現部では第1ヴァイオリンにのみ任され、提示部のためらいがちな性格を排除しているのも興味深い。 音楽は次第に高潮し、情熱的なクライマックスを形作り、その後ピアニッシモでがなり、再現部の後は次第に諦観的となり、やがて曲は消えるように終わる。 演奏時間は9分から11分。 晩年のがを指揮した盤のように、17分以上かけている非常に遅い演奏もある。 第4楽章について [ ] 速度設定 [ ] 1980年代後半になって自筆稿の研究が行われ、第4楽章の速度発想表記のほとんどがチャイコフスキーの筆跡ではないことが判明した。 特にチャイコフスキーが元々冒頭に「アンダンテ・ラメントーソ(Andante lamentoso)」と書いており、そのアンダンテがペンで塗り潰されて第三者の筆跡で「アダージョ」と書き換えられていることは物議をかもした。 しかし、1993年に刊行されたムジカ社/ショット社の新校訂版を担当したドイツの音楽学者で教授のトーマス・コールハーゼは、「これらの第三者の書き込みによる変更は、チャイコフスキーの監修を経たオーセンティックなものと判断した」として注意書きを付したうえで従前のままにしている。 具体的な理由には以下のようなものがある。 チャイコフスキー自身が指揮した初演のプログラムが現存しているが、第4楽章について「アダージョ・ラメントーソ」と書かれている。 自筆譜には第三者が書き込んだ指示をチャイコフスキーが消して書き直したと判断できる部分や、チャイコフスキー自身が書き込んだ練習番号は第三者による書き込みを避けるようにして書かれているように見えるなど、作曲者が目を通したことをうかがわせる形跡がある。 チャイコフスキー自身が校正を確認済みだったピアノ四手用編曲版 の楽譜の表記と、これらの追加は基本的にほぼ同一で矛盾していない。 この第三者が何者かについてだが、コールハーゼは状況証拠からチャイコフスキーの音楽院時代の教え子である兼作曲家のの可能性について言及している。 オーケストレーション完成の翌週に、チャイコフスキーはに行く用事があった。 演奏会用のパート譜を作成するためには、この旅行前に総譜を完成させておく必要があったが、彼はまだ総譜にダイナミクスや速度表記、弦楽器の運弓を書き込めていなかった。 出版社のユルゲンソンとの約束で、ピアノ四手版もその締め切りに合わせて製作しなければならなかった。 1893年8月16日(グレゴリオ暦では28日)に、チャイコフスキーはレフの兄で兼作曲家のに宛てて「 ヴァイオリンを持って(二日後の)水曜日の朝の列車で来て、木曜の夕方帰れるか?」と電報を送り、この電文をユーリが手書きでコピーしたものが残っている。 つまり、作業遅れを挽回するためコニュス兄弟を助手として総譜とピアノ版の作成作業を行い、最終楽章の速度表記はピアノ版にチャイコフスキーが書いた指示を彼らが総譜に転記し、後からチャイコフスキーがチェックしたうえで練習番号を入れるなどの仕上げを行ったのではないかという推論 である。 なおチャイコフスキーの死の13日後、この曲が再演された際に指揮をした が、練習段階でのチャイコフスキーのメモや変更を書き込んだ可能性を指摘する説もある。 第三者の加筆を作曲者自身が承知していたのかどうかはともかく、それらがそのまま出版社に渡され、またチャイコフスキーも作曲中に甥のダヴィドフへ「終楽章は長く延びたアダージョになるだろう」と手紙で語っていたこともあって、自筆譜の研究が行われるまでこういった経緯が判明することはなかった。 アンダンテ・ラメントーゾの終楽章での世界初録音をしたは、フレージングからしてアンダンテで演奏すべきであると指摘し「チャイコフスキーは深い「感傷」より、あっさりとした「感情」を表現したかったのでは」と述べている。 また、ピアニスト兼指揮者のは、「音楽の流れからすると、アンダンテの方が自然である」と述べている。 アンダンテ終楽章の「悲愴」の初演はにが、海外初演は同年10月にがとで行っている。 アンダンテ終楽章での日本初演は、チャイコフスキー没後100年のにで、同じくフェドセーエフが行っている。 日本初演のコンサートは、『悲愴』初演時のプログラムを限りなく再現したコンサート(『悲愴』、(ピアノ:)、:オペラ『』のバレエ音楽など)であった。 アンダンテ終楽章の録音はフェドセーエフが数回おこなっているが、いずれも10分から11分の間である。 フェドセーエフの「アンダンテ」は、実際のところは、、、、らの「アダージョ」に比べて1分から2分ほど遅い。 SPレコード時代のもの(例えばの2種の録音など)のものに関しても演奏時間が少し速い傾向にあるが、SP盤に収めるためにスピードを速めて演奏している場合があるので、一概に同列には論じがたい。 記号について [ ] テンポ以外でも、記号に関しても差異がみられる。 ただし、テンポの場合同様にチャイコフスキー自身が記号の改訂にも承知していた可能性がある。 第4楽章における、出版譜と自筆譜の記号の差異(冒頭のテンポ表示は省略) 小節 出版譜 自筆譜 楽章冒頭 =54 なし 12 rallentando なし 16 Andante. (ヴァイオリンiにのみ) 55 Tempo I なし 59 poco animando poco animando(ヴァイオリンiにのみ) 61 ritenuto rit. (ヴァイオリンiにのみ) 62 Tempo I なし 67 Animando なし 73 Piu mosso =96 Un poco stringendo 77 stringendo Un poco stringendo 79 Vivace なし 82 Andante =76 Tempo I 90 Andante non tanto =60 なし 109 stringendo molto stringendo 110 なし incalzando 112 なし incalzando 115 なし Poco piu mosso 116 Moderato assai =88 なし 121 incalzando なし 脚注 [ ] 注釈 [ ]• 当時のロシアの知識人にとって、フランス語は教養の一環として当然学ぶものであり、チャイコフスキーも例外ではない。 『新チャイコフスキー考』NHK出版 1993年刊• Symphony No. 19 Published in 1945. University of California Press. 180. 640. 2016. 300. 近年の同曲のCDではこの楽章の表記を、上記曲の構成などのようにアンダンテを付け足しで記しているものが多いが、これは出版譜における16小節および37小節から、また90小節からの速度表記を示したものである。 この編曲版の自筆譜は失われている。 先述の通りピアノ版の自筆譜が失われていることと、コニュス兄弟の筆跡との比較ができていないため。 ナープラヴニークは『』の初演を行うなど、チャイコフスキーの作品を何度も取り上げた指揮者であり、同時に作曲家として彼の作品には様々なアドバイスを送っている友人だった。 『悲愴』については、少なくともプログラムに題名が載っていなかった初演の時点で、既にそのタイトルを知っていたことが判っている。 この指示は現在は71小節に移動 参考文献 [ ]• 一柳冨美子『チャイコフスキー・交響曲第6番ロ短調「悲愴」OP. 74(自筆譜による世界初録音):ライナーノーツ』、1991年• 伊藤恵子著『チャイコフスキー』、2005年• 森田稔著『新チャイコフスキー考』、1993年• 渡辺純一著『全音ポケットスコア チャイコフスキー 交響曲第6番ロ短調作品74【悲愴】(スコア製作ノート)』、2016年 外部リンク [ ] ウィキメディア・コモンズには、 に関連するカテゴリがあります。 の楽譜 -。 として無料で入手可能。 - 『』より.

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第1章 悲愴紀元(1/5)_悲愴紀元

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概要 [ ] 正確な作曲年は同定されていないもののからにかけて書かれたものと考えられており、スケッチ帳には作品9の弦楽三重奏曲と並ぶ形で着想が書き留められている。 楽譜は1799年にのエーダーから出版され、早くからベートーヴェンのであった侯爵へと献呈された。 本作は作曲者のピアノソナタの中で初めて高く、永続的な人気を勝ち得た作品である。 楽譜の売れ行きもよく 、気鋭のとしてだけでなくとしてのベートーヴェンの名声を高める重要な成功作となる。 『悲愴』という標題は初版譜の表紙に既に掲げられており 、これがベートーヴェン自身の発案であったのか否かは定かではないものの、作曲者本人の了解の下に付されたものであろうと考えることができる。 ベートーヴェンが自作に標題を与えることは珍しく、ピアノソナタの中では他にがあるのみとなっている。 『悲愴』が意味するところに関する作曲者自身による解説は知られていない。 標題についてはそれまでの作品では垣間見られたに過ぎなかったベートーヴェンらしい性質が結晶化されたのであると解説を行っており 、は「(標題は)気高い情熱の表出という美的な概念の内に解されるべきである」と説いている。 誌にに掲載された論説は、本作の主題にはベートーヴェンも称賛を惜しまなかったがに発表した『』の主題と、非常に似通った部分があるとしている。 他にも、同じくハ短調で本作と同様の構成を持つのの影響も取り沙汰される。 とりわけ、第2楽章・の主題はモーツァルトの作品の第2楽章に見られるものと著しく類似している。 また、未完に終わったの冒頭主題が同主題に類似したものだったという研究成果が発表されている。 は本作の終楽章が構想段階ではとのための楽曲であった可能性を指摘している。 このピアノソナタはベートーヴェンの「」期の心境 、すなわち「青春の哀傷感」を写し取ったものと表現される。 描かれているのは後年の作品に現れる深遠な悲劇性とは異なる次元の哀切さであるが、そうした情感を音楽により伝達しようという明確な意識が確立されてきた様子を窺い知ることが出来る。 劇的な曲調と美しい旋律は本作を初期ピアノソナタの最高峰たらしめ、今なお多くの人に親しまれている。 は、に図書館でこの作品を発見して写しを取って持ち帰ったところ、音楽教師から「もっと立派な手本を基にしてスタイルが出来上がるよりも先に、そんな奇矯な作品を弾いたり勉強してはならないと注意を受けた」と回想している。 ベートーヴェン自身は持ち前の奏法を駆使し、あたかもその場で創造されたものであるかのように弾いたとは証言している。 その様子は既によく知られていた本作と同じ曲が演奏されているのかと耳を疑うほどであったとされる。 本作は(月光)、(熱情)と合わせてと呼ばれることもある。 約100年後にロシアの作曲家がを作曲しているが、その第1楽章にはこのピアノソナタの冒頭主題とよく似たモチーフが使用されている。 演奏時間 [ ] 約17-19分。 譜例1に示されるの序奏が置かれ、展開部とでも姿を見せる。 同様の手法は (1782年-1783年)の第1楽章にも見られる。 譜例1 提示部の反復が終わるとで譜例1が再現されて展開部となる。 展開部は第1主題に基づいて勢いよく開始するが、その中に序奏部の音型がリズムを変えて巧みに織り込まれている。 展開部の半ばほどで既にを執拗に鳴らす左手のトレモロの音型がを形成しており 、十分に準備された後に4に及ぶ下降音型から再現部に入る。 再現部では第1主題との譜例3の間に新たな推移が置かれ、譜例4はハ短調となって現れる。 コデッタがハ短調でクライマックスに達したところで再び譜例1が挿入され、第1主題による短いコーダで力強く終結する。 ベートーヴェンの書いた最も有名な楽章のひとつである。 はベートーヴェン全作品中でも指折りの音楽と評価しており 、はこの楽章のために「の所有者は最寄りのピアノ屋に駆け込んだに違いない」と述べた。 美しく、物憂い主題が静かに奏で始められる (譜例5)。 譜例5 より• うまく聞けない場合は、をご覧ください。 その他 [ ] 編曲例• 「ベートーベン」• 鈴木愛 「そっと。 「RESONATE 1794」(第1楽章) [beatmaniaIIDX]• 「THIS NIGHT」(第2楽章)• 「愛のX」(第2楽章)• 作曲 (第2楽章)• 「Sonata」- 『』の3曲目に収録(第2楽章)• 「Theme of 008 piano sonata no. 8 」- 『』の1曲目に収録• 「Island」- 1stアルバムの中の3曲目に収録 第1楽章及び第3楽章• 「一番好きなあなたへ」(第2楽章)• 「」- メロディーを一部サンプリングしている(第2楽章)• Joseph McManners [In Dreams] 09-Music of the Angles 第2楽章)• 『Dragon Half』ドラマCD 1993年 中「戦え! サンハーフ」主題歌 作詞: 編曲: 歌: 第3楽章• 「ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第8番《悲愴》第2楽章」 - 『』に収録• 「Great Expectations」()(第2楽章)• 「見えないスタート」(のテーマソング)(第2楽章)• ルイーズ・タッカー - Midnight Blue () (第2楽章) 使用例• (Lesson 1およびLesson67で、のだめが演奏している)• (第60話 「勝利を許されし者 志々雄対剣心 終幕!」で第2楽章がBGMとして使用されている)• (作品のクライマックスにおいて流される)• (第7話のみ第2楽章がBGMとして使用)• 「心が叫びだす~あなたの名前を呼ぶよ」 (予告編のBGMのほか、作中でも重要な場面で使用されている)• (第4話 「紅い石」で第2楽章がBGMとして使用されている)• (版で、第1楽章をアレンジしたものが使用されている) 脚注 [ ] 注釈• 341. 2016年4月10日閲覧。 2016年4月10日閲覧。 , Beethoven, p. Revised Edition, Schirmer Trade Books. , Beethoven: Anguish and Triumph, p. 219. Houghton Mifflin Harcourt• Eder. 2016年4月10日閲覧。 2016年4月10日閲覧。 2016年4月10日閲覧。 Marks, F. Helena. Reeves, London, 1921. 342. 61—62. 2016年5月3日閲覧。 2016年5月3日閲覧。 344. 参考文献 [ ]• 大木, 正興『最新名曲解説全集 第14巻 独奏曲I』、1980年。 CD解説 , Beethoven: Piano Sonatas, CHAN 10616 9• 楽譜 Beethoven: Piano Sonata No. 8, , 外部リンク [ ] ウィキメディア・コモンズには、 に関連するカテゴリがあります。 by on Beethoven's piano sonata Op 13, (英語)• の楽譜 -。 として無料で入手可能。 エディション、、ウィリアム・アンド・クック音楽図書館• Cummings, Robert. - ピティナ・ピアノ曲事典.

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