リュウマチ 男性。 リウマチ・膠原病の漢方薬

リウマチ・膠原病の漢方薬

リュウマチ 男性

関節リウマチは「女性特有の病気」と思い込んでいる人が少なくない。 しかし、実際は女性に多いというだけであり、男性患者が2割を占めるというから、サラリーマン諸氏にとってもひとごとではない。 関節リウマチとは、自己免疫疾患の1つであり、本来は自分を守るべき自己の免疫の異常が原因となり、関節炎が起こるもの。 放っておくと体のあちこちで関節破壊が進み、やがて日常生活すら困難になる。 1度破壊された関節は元に戻ることはなく、破壊がひどいときは外科手術で人工関節に置換するしかないというから、発症したら深刻だ。 しかし、関節リウマチというのは聞きなれない病気というわけではない。 治療法の決定打がないというのも不思議な感じがする。 その点について、東京女子医科大学附属膠原(こうげん)病リウマチ痛風センターの田中栄一医師はこう語る。 「なぜ免疫異常が起こるのかが、いまだにきちんとは解明されていないのです。 ですから、予防や治癒は難しい。 薬物治療を続けながら『寛解(かんかい)』の状態を目指し維持することが現状のベストな治療目標です」 寛解とは痛みなどの症状がなく、病気の進行を完全に抑制できている状態のことで、薬なしでも症状が出ない「治癒」とは区別される。 一昔前まではこの寛解ですらハードルが高く、関節破壊を食い止められる効果的な薬がなかったため、長年、患者を苦しめていた。 それが1999年にメトトレキサート(MTX)という抗リウマチ薬が、2003年に生物学的製剤(バイオ製剤)という新薬が認可されたことで、現在は寛解率が飛躍的に伸び、患者たちの希望となっている。 「バイオ製剤は保険適用されますが、MTXなどの既存の治療薬に比べてかなり高価な薬剤です。 最近では、バイオ製剤の使用により寛解状態が維持できている場合は、バイオ製剤の休薬をトライすることもあります」(田中医師) ご多分に漏れず、この関節リウマチも早期発見・早期治療がキーとなる。 痛むだけに気付きやすいだろうが、その初期症状を聞いた。 「関節リウマチによる関節炎が起きると、指・手首・ひじ・ひざ・足首などといった全身の関節に痛み・腫れ・こわばりなどの症状が現れます。 とりわけ手首や指の関節に出ることが多いですね。 中でも重要なのが関節の痛みよりも腫れ。 関節に1カ所でも腫れが続くようであれば、リウマチ科の受診をお勧めします」(田中医師) かつては、関節リウマチにかかったら離職して治療に専念ということも珍しくなかったというが、痛みの緩和が飛躍的に向上した今、仕事を続けながら治療することもできるようになってきている。 さらに、バイオ製剤の中には在宅でも投与できるものもあり、仕事や通学しながら、自分の空いた時間に注射ができるというのも患者にとって朗報となっている。 もちろん、きちんとした治療を受けずに放っておけば激痛に悩まされ、仕事はおろか普通の生活すら送れなくなってしまいかねない。 一家の大黒柱を失って、治療費までかさむのでは目も当てられない。 専門医のもとで早期発見・早期治療に努めたい。

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リウマチの初期症状をチェックしよう!指のしびれに要注意!

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関節リウマチは、日本ではよく「リウマチ・神経痛」とひとくくりで語られます。 関節(骨)の痛みなのに神経痛と混同され、関節リウマチもお年寄りの病気と考えられがちですが、実際に病気が始まるのは40代がピークで、次いで50代、30代が多くなっています。 患者さんの男女比は、男性1に対して女性は4。 関節リウマチは 比較的女性に多い病気です。 女性に多く発病する理由ははっきりしませんが、女性ホルモンや免疫のしくみが関係すると考えられています。 関節リウマチは世界じゅうに広くみられる病気で、特に欧米諸国に多いですが、日本の患者数も決して少なくありません。 患者さんは年々増える傾向にあり、現在70万人といわれますが、すでに100万人を超えているという見方もあります。 厚生労働省疫学研究班の調査(1997年)では、日本での有病率は0. 33%になります。 つまり300人に1人が、関節リウマチになっていることになります。 日常生活が不自由に… 関節リウマチは30~50代の女性に多く発病しますが、この年代の女性は、育児、家事、仕事、介護と、人生の中ではいちばん忙しく、働き盛りといえます。 その大切な時期に、長い療養生活を余儀なくされます。 病気ゆえに、身体機能もおびやかされます。 そのため、患者さんはさまざまな不安、悩み、困難をかかえます。 生活の不自由や家事ができない、といった日常の苦労だけでなく、進学をあきらめる、仕事をやめる、外出できず親類や近所づきあいがしづらいなど、社会的にも疎外される状況になっています。 関節リウマチは、生命がおびやかされる危険性は少ないために、あまり重大視されませんが、ときに患者さんの人生を大きく左右する病気であり、決して軽くみることはできません。

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男性のリウマチ!その原因とは?

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先生からのメッセージ の治療は高額の費用がかかりますが、できるだけ経済的な負担が少なくなるように、患者さんとよく相談して治療を進めていきたいですね。 関節リウマチとはどんな病気なのでしょうか? A. 免疫の異常によって、関節に炎症が起こる病気です。 具体的には、自己免疫疾患の一つで、自分自身の組織を異物とみなして攻撃してしまうんです。 そして、関節をスムーズに動かすのに必要な滑膜(かつまく)に炎症が起こり、関節全体に広がって、骨や軟骨を破壊したり、腱を切ったりします。 それが続くと関節が変形してしまいます。 40〜50代の女性に多く、女性と男性の割合は、およそ3:1です。 また、関節リウマチの患者さんは、他の自己免疫疾患やなどのを引き起こすことも多くなっています。 自覚症状にはどんなものがありますか? A. 初期症状として、朝、手足の指の関節に、こわばりや痛み、腫れなどが出ます。 指の第2、第3関節や手首に出やすく、第1関節に症状が出ることは多くありません。 また、これらの症状が左右対称に出やすいのも特徴です。 関節リウマチと似た病気に変形性関節症がありますが、これは、第1関節に痛みやこわばりが出ます。 腫れはあまりありません。 したがって、指の第2・3関節が左右対称に腫れるなどの症状が出たら、関節リウマチの可能性が高いといえます。 関節リウマチの診断方法を教えてください。 関節のこわばりなどの症状や、血液検査の結果から総合的に点数化し、6点以上で関節リウマチと診断します。 昔の分類基準では、症状が6週間以上続いた場合に関節リウマチだと診断していたのですが、病気の早期発見には不向きでした。 そこで、2010年にヨーロッパとアメリカのリウマチ学会が合同で新しい分類基準を作り、23年ぶりに改定されました。 この分類基準によって、早期診断が可能となりました。 では、関節リウマチの原因は何なのでしょうか? A. まだはっきりとは解明されていないのが現状です。 遺伝的な要因が3割、環境的な要因が7割といわれています。 最近の研究では、たばこや歯周病、感染症なども関係していることがわかりました。 ですので、たばこを吸っている方には、「すぐにやめてください」と伝えています。 関節リウマチと診断されたら、どんな治療がなされるのでしょうか? A. 原因が判明していないので、まだ確実な治療法はありませんが、ここ15年で治療薬が劇的に進歩し、症状を抑えるだけでなく、関節の破壊を食い止めることができるようになりました。 代表的な薬として「メトトレキサート」という内服薬があり、世界的にもっともよく使われています。 メトトレキサートが効かない場合や副作用が出た場合は、遺伝子組換えによって開発された「生物学的製剤」を使用します。 注射や点滴で使用するのですが、これも非常に効果がある薬です。 メトトレキサートも生物学的製剤も合わない場合は、JAK(ジャック)阻害剤という効果の高い内服薬もあります。 近年のの進歩は素晴らしいですね。 それぞれの薬にデメリットはありますか? A. メトトレキサートのデメリットは、副作用です。 軽いものでは、口内炎や脱毛などがあります。 重い場合だと、白血球減少や肺炎などの感染症を引き起こします。 また、たばこを吸っていて肺の機能が弱っている方や、薬の代謝を司る肝臓や腎臓が悪い方は服用できない可能性が高くなります。 生物学的製剤は、内服薬ではないので、腎機能が落ちていても使用できますが、とても高価なのが難点。 3割負担の場合、年間で約45万円にもなります。 JAK阻害剤はさらに高いんです。 3割負担でも年間約60万円。 また、皮膚に痛みのあるヘルペス(帯状疱疹)などの副作用が出る場合もあり、100人のうち5〜6人にヘルペスが出たという報告があります。 すべての薬が使えるわけではないのですね。 患者さんにはどのように説明されているのでしょうか? A. 初診時に、投薬の流れを丁寧に説明して、治療をスムーズに進められるようにしています。 もしメトトレキサートが合わず、生物学的製剤やJAK阻害剤を使用する場合、経済的な負担が大きくなることを正直にお話しします。 その際、患者さんに関節リウマチについて勉強してもらうため、冊子もお渡ししています。 また、生物学的製剤やJAK阻害剤を使用するとなった場合は、高額療養費制度や会社の保険制度を利用するなど、できるだけ負担を減らしていくようアドバイスします。 もしすべての薬が合わず、病状が進行してしまった場合はどうなるのでしょうか? A. 仕方なくステロイドを使用する場合もあります。 しかし、感染症を誘発するなどさまざまな副作用があるので、長く使えるものではないんです。 使う場合は、半年で止めるようにしています。 また、病状の進行度に応じて手術が必要になることもあります。 炎症を起こしている滑膜を取り除く手術や、軟骨が破壊されている場合は関節を固定する手術、まだ軟骨が残っている場合は、関節が動きやすいように関節を形成する手術などがあります。 関節の破壊が進んでいる場合は、人工関節に取り換える手術が必要になりますが、最近は薬物療法のおかげで、かなり少なくなりました。 関節リウマチ治療が着実に進歩しているのですね。 これからの展望を教えてください。 今後ますます医療が発達すれば、原因が判明して予防も可能になるかもしれません。 それがさらなる早期発見につながるのが理想ですね。 また、関節リウマチで苦しむ方を減らすために、どんな病気か、早期発見・早期治療がいかに大切かを啓蒙していく必要があると思います。 関節リウマチの治療中の患者さんに向けて、日常生活を送る上で気をつけることやアドバイスはありますか? A. 関節が腫れているときは、滑膜炎が起こっているので動かさないように、と伝えています。 腫れていなければ、動かしても大丈夫です。 また、関節リウマチは長く付き合っていかなればいけない病気です。 感染症を予防するため、外出するときはマスクをして、帰ってきたら手洗いをするように勧めています。 インフルエンザについては、予防接種を毎年実施したほうが良いですね。 65歳以上であれば、5年に一度、肺炎球菌ワクチンを必ず打つようお伝えしています。 関節リウマチの患者さんは、薬で免疫の働きを抑えるため、細菌やウイルスに対する抵抗力が弱まっています。 ですので、感染症には特に気をつけていただきたいですね。 ここ15年で、関節リウマチの薬物療法が劇的に進歩し、かなり改善できるようになりました。 ただし、早期発見、早期治療が大切なのは変わりありませんので、早めに相談してください。 取材日:2016. 9 *本ページは個人の意見であり、必ずしも全ての方にあてはまるわけではありませんので詳しくは主治医にご相談ください。 股関節• 膝関節• 肩関節• 肘関節• 足関節• 手の外科•

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