ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア。 ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア | 一般社団法人 ジャパンケネルクラブ

ウエストハイランドホワイトテリアの歴史や特徴、飼い方や気をつけたい病気とは?

ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア

もくじ• ウェスト・ハイランド・ホワイト・テリアの特徴・性格分析 海外ではトップを争う人気犬種。 本当は、とってもやんちゃ。 喧嘩上等の向こう見ず、鼻っ柱が強く小生意気なテリアらしいテリアです。 狩りの腕前だって、テリアの中では一番の凄腕です。 小柄ならが頑健で、スタミナもあり、軽快で素早く動きます。 スコットランドのテリアの中では最も明るく楽天的。 好奇心いっぱいで、いつも何か楽しいことはないか、遊べることはないか考えています。 社交的で子どもともよく遊びます。 小型獣を狩る狩猟犬なので、他のペットとは仲良くなれないかもしれません。 でも、どんな環境でもマイペースな頼もしいウェスティは、素晴らしい家庭犬になります。 警戒心も強く番犬にもなります。 ウェスト・ハイランド・ホワイト・テリアの種類 原産国はイギリス、故郷のスコットランドでは白いテリアは虚弱で臆病とされ、生まれてまもなく間引きされていました。 マーカム大佐が白いケアン・テリアの繁殖に身を投じ、やがて白いテリアたちは、スコットランドの荒れ地でよく見られるようになりました。 白いテリアだって、ケアンテリアに負けないくらい勇敢に巧みにキツネやアナグマ狩りができる、ということを証明し、見事に名誉を挽回したのです。 白いスコティッシュ・テリアの犬種は他にもありましたが、1904年にウエスト・ハイランド・テリアの名前で統一されました。 スコッチウィスキーの宣伝に登場すると、その姿は世界中に知られるようになり、一躍人気犬種になりました。 ウェスト・ハイランド・ホワイト・テリアの毛色・見た目 真っ白で光沢のある美しいコート、真上にピンと立った可愛らしい耳と尾、くるくるとよく動く好奇心いっぱいの瞳。 背は短く、コンパクトなボディをしています。 足の短い犬種の多いテリア種ですが、ウェスティーの足はそれほど短くありません。 毛色はピュアホワイトのみ。 針金のように固い毛はダブルコートで、頭と顔の毛量が多いため、高温多湿の日本の夏はかなり過酷な環境です。 日頃の手入れはブラッシングと、定期的にトリミングが必要です。 尾の裏の毛は衛生上短くしてくださいね。 生まれたばかりの子犬の鼻と肉球はピンクですが、やがてブラックに変わります。 ピンとまっすぐな尾は断尾しません。 ウェスト・ハイランド・ホワイト・テリアの値段・価格相場 『ウェスティー』の愛称で親しまれている、真っ白で小柄なテリア、ウェスト・ハイランド・ホワイト・テリアの購入価格は30~45万円です。 ペットショップでも時折見かけることがありますが、常時ショップに並ぶ犬種ではありません。 購入する時はブリーダーからになります。 見学をして親犬を見せてもらい、犬種の性格やしつけの仕方、かかりやすい病気などについてきちんと説明してくれる、信頼のおけるブリーダーより購入しましょう。 ウェスト・ハイランド・ホワイト・テリアのしつけ方法 とってもテリア気質です。 テリアとはラテン語で土を意味するテラからきたものです。 土中に潜む獲物を狩りだすことから名づけられと言われています。 テリア種は優れた嗅覚を持ち、敏捷で、活気と闘争心にあふれ、賢く、そして頑固なのです。 可愛らしさについ甘やかしたくなりますが、わがままし放題にするとかえって犬のためによくありません。 自分のキュートさをよく知っているので、可愛さを武器にわがままを押し通す術を身につけています。 しつけの手はゆるめず、かと言って、怒鳴りつけたり抑えつけたりすると、犬から不信感を買います。 しつけは飼い主さんの度量が試されるところです。 アレルギー性の皮膚炎が見られるので、注意が必要です。 ウェスト・ハイランド・ホワイト・テリアのお散歩と運動 非常に活発、かつ運動が大好きなので、毎日運動の時間をしっかり確保する必要があります。 とはいえ、小型犬なので長時間散歩する必要はなく、普段は30分ほどの散歩を1日2回が目安となります。 たまにドッグランで大暴れさせてあげましょう。 噛むことが大好きなので、フェッチなど噛んでもいいものを与えておくとストレス発散になりますよ。 ただ、飼い主にかまってもらうために甘噛みをしてきたには、無視をするかその場を立ち去りましょう。 もし甘噛みに反応してしまうと、噛んだら遊んでもらえると認識し、噛み癖がついてしまう場合があります。 散歩に十分な時間が取れなかったときは、家の中で引っ張りあいをしてみたり、ボールで遊んであげたりして、コミュニケーションをとってあげましょう。 庭などで放す場合は、逃亡しないように塀や垣根に隙間を作らないように注意が必要です。 散歩の時、頭ごしにリードを引っ張り続けると、犬のプライドを傷つけ、いつまでも吠え続けることもあるそうです。 ウェスト・ハイランド・ホワイト・テリアの気を付けたい病気• アレルギー性皮膚炎• レッグペルテス病• 股関節形成不全• 頭蓋下顎骨症• 白内障 詳しくはこちらの記事をご覧ください。 飼う際のポイント 滑りやすい場所を作らない ウエストハイランドホワイトテリアは丈夫な骨格を持っていますが、股関節形成不全など関節疾患にかかりやすいという特徴があります。 フローリングなど滑りやすいところがあると、関節に負担をかけてしまうので、よく行き来するような場所は、ペット用のクッションマットを敷くなど滑りにくくするといいですよ。 食事を与えすぎない ウエストハイランドホワイトテリアは食欲旺盛な子が多いです。 そのため、ごはんやおやつを必要以上にねだってくることもあります。 ついついあげたくなる気持ちもありますが、適正量を超えた食事が続けば、当然肥満になってしまいます。 肥満になると、関節に負担がかかり、関節疾患を引き起こす原因になるので、食事の量と摂取カロリーは飼い主さんがしっかり管理してください。 いたずらについて 好奇心旺盛な子が多いため、ごみ箱やクッションをひっかきまわすなど、問題行動を起こすこともあります。 これに対して感情的に叱りつけてしまうと、ウエストハイランドホワイトテリアは反抗してくる場合があります。 入ってほしくない場所には仕切りを設置する、触ってほしくないものは届かない場所に置くなど、冷静に対処しましょう。 吠え癖について 警戒心が強いことから、散歩のときに他の犬や人に吠えてしまったり、家のインターホンの音に反応して吠えたりすることがあります。 こうした吠え癖を防止するためにも、子犬の頃から外に出て、他の犬や人と交流する、家の中でさまざまな音を聞かせるようにしましょう。 特に生後3か月くらいまでに体験したものに対しては順応しやすくなります。 噛み癖について 愛犬が物や人の足などを噛む理由はいろいろあります。 たとえば、飼い主さんと遊びたいときに「かまって!」とアピールするために噛んできます。 こういうときはひたすら無視をするか、その場を立ち去ります。 噛んだら飼い主さんが遊んでくれた、と認識されないためです。 運動が足りておらず、欲求不満な状態になると、このような噛み癖に発展することがあるので、少し散歩の時間を長くするなどの対策もあわせて行ってみてください。

次の

ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアの子犬たち

ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア

性格 ウエストハイランドホワイトテリアは、活発で陽気な性格。 遊びが好きで、家族といるときは好奇心旺盛な面を見せます。 飼い主には忠誠心が強く、甘えん坊ですが、わがままで飼い主を困らせてしまうときもあります。 家族にはそのような面を見せますが、知らない人や動物には、警戒心を見せることも。 小動物に対しては、あまり有効的ではありません。 勇敢で負けず嫌いなテリア気質を持っているので、気に入らない相手には攻撃的になってしまうこともあります。 番犬としては最適です。 少し頑固な面もあるウエストハイランドホワイトテリアは、自分の思ったことをあまり曲げないことも多いです。 ときどき吠えたり、地面に穴を掘ったりもします。 しつけは少し大変かもしれませんが、根気よく行っていきましょう。 日常のお世話 白い被毛が特徴である、ウエストハイランドホワイトテリア。 全体的に剛毛なので、週2~3回はブラッシングやコーミングをするようにしましょう。 シャンプーは月に1回は行うようにしてください。 トリミングやスリッピング(毛を抜くこと)は定期的に行い、尻尾の裏の毛は特にきちんと行うようにしましょう。 ウエストハイランドホワイトテリアは活発で、運動することが好きな犬種。 できるだけ毎日散歩をしたり、十分に遊んであげたりしましょう。 わがままで警戒心が強いところがあるので、しつけは少し難しいかもしれません。 プライドも高く気が強いので、強く叱ると信頼関係を作るのが難しくなってしまいます。 褒めることを大切にしながら、根気強く行うようにしてください。 子犬のころから、社会性が身につけられるように工夫することが大切です。 ほかの犬とコミュニケーションをとる機会をつくって、攻撃心や警戒心を緩めるようにしましょう。 小動物とは相性が良くなく、追いかけてしまうことがあります。 放し飼いはしないようにしましょう。 また、子どもとの相性も選びます。 嫌がることをされたり、しつこくかまわれたりすると、反撃してしまうこともあるので注意しましょう。 歴史・起源 「ウェスティー」の愛称で親しまれている、ウエストハイランドホワイトテリア。 原産国のイギリスだけでなく、アメリカでもとても人気があって、人気ランキングベスト10入りの常連です。 そんなウエストハイランドホワイトテリアの歴史は新しく、犬種として登録されたのは20世紀になってからのことです。 ウエストハイランドホワイトテリアの祖先は、イギリス・スコットランド地方で飼われてきたテリアたちで、スコティッシュテリア、ダンディ・ディンモントンテリア、スカイ・テリア、ケアーンテリアなど、スコットランドのテリア種だったと言われています。 詳しくは、スコティッシュテリアやケアーンテリアからときどき生まれてくる、白色の個体を選別し、固定したものが起源であるとさられています。 この選抜繁殖が行われた土地の名前から、当初は「ポルタロッチテリア」と呼ばれていました。 その後、アメリカに渡ったポルタロッチテリア。 「ローズニーズテリア」という名前に変わり、1960年代から人気が出るようになりました。 1908年にアメリカケンネルクラブに登録され、翌年に現在の「ウエストハイランドホワイトテリア」の名前に改名されています。 アメリカでは以前、ケアーンテリアとウエストハイランドホワイトテリアの交配が行われていました。 虚弱体質のものが多く、犬種の健全性を保つために必要なことだったのです。 しかし、1917年には犬種として固定され、遺伝疾患のリスクも低下したと判断されたため、ケアーンテリアとの交配は禁止となりました。 気をつけたい病気 アトピー、慢性肝炎、異所性尿管、乾性角結膜炎、レッグ・カルベ・ペルテス病、先天性魚鱗癬、副腎皮質機能低下症、マラセチア皮膚炎 種類を指定する• すべて選択• MIX(ハーフ) 811• すべて選択• ゴールデン・レトリバー 69• ラブラドール・レトリバー 79• 秋田犬 42• アイリッシュセッター 2• グレートデン 4• コリー 2• サルーキ 1• シェパード 2• シベリアンハスキー 5• スタンダードプードル 12• セントバーナード 15• ニューファンドランド 3• バーニーズマウンテンドッグ 27• ボルゾイ 4• ロットワイラー 2• ワイマラナー 2• すべて選択• 柴犬 397• ウェルシュ・コーギー 64• ビーグル 56• アメリカン・コッカースパニエル 65• アメリカンピットブルテリア 3• イングリッシュコッカースパニエル 9• ウィペット 2• オーストラリアンシェパード 2• 甲斐犬 8• ケリーブルーテリア 1• シェットランドシープドック 46• スピッツ 25• ダルメシアン 1• チャウチャウ 3• バセットハウンド 4• ビアデット・コリー 5• ブルドッグ 2• ベドリントンテリア 1• ボーダーコリー 43• ワイアーフォックス・テリア 9• すべて選択• トイ・プードル 543• ミニチュア・ダックスフンド 177• ミニチュア・ダックスフンド(スムースヘアー) 1• ミニチュア・ダックスフンド(ワイヤーヘアー) 3• チワワ(ロングコート) 646• チワワ(スムースコート) 81• イタリアングレーハウンド 27• ウエストハイランドホワイトテリア 5• カニンヘンダックスフンド 42• キャバリア 22• ケアーンテリア 2• シーズー 180• ジャックラッセルテリア 55• スキッパーキー 1• スコティッシュテリア 2• スタンダードダックス(スムースヘアー) 2• 狆 3• トイマンチェスターテリア 1• パグ 59• パピヨン 102• ビション・フリーゼ 23• フレンチブルドッグ 91• ペキニーズ 54• ボストンテリア 17• ボロニーズ 1• ポメラニアン 217• 豆柴 54• マルチーズ 109• ミニチュア・シュナウザー 94• ミニチュア・ピンシャー 62• ヨークシャーテリア 98• ラサアプソ 2 フリーワード検索 性別• 男の子• 女の子• 選択しない 種類を指定する• すべて選択• スコティッシュフォールド 436• アメリカンショートヘアー 290• マンチカン 278• アビシニアン 18• アメリカンカール 79• エキゾチック・ショートヘアー 22• エキゾチック 36• エジプシャンマウ 16• オシキャット 2• オリエンタルショートヘアー 3• オリエンタルズ 3• キンカロー 8• サイベリアン 134• シャム 29• シャルトリュー 23• シンガプーラ 1• ジェネッタ 6• スクーカム 6• スフィンクス 4• セルカークレックス 20• ソマリ 51• ターキッシュバン 1• チンチラ 5• トイガー 4• トンキニーズ 31• ノルウェージャン・フォレストキャット 289• バーミーズ 4• ヒマラヤン 38• ブリティッシュショートヘアー 232• ベンガル 97• ペルシャ 111• ボンベイ 10• MIX(猫) 22• ミヌエット 105• メインクーン 67• ラガマフィン 109• ラグドール 87• ラパーマ 4• ラムキン 2• ロシアンブルー 128 フリーワード検索 性別• 男の子• 女の子• 選択しない.

次の

ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアの特徴と性格・価格相場|犬図鑑|いぬのきもちWEB MAGAZINE

ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア

ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア 愛称 ウェスティ 原産地 特徴 体重 オス 6. 8—9. 1 kg 体高 オス 36—41 cm 毛色 ホワイト 出産数 3—5頭 寿命 12—16年 主要畜犬団体による分類と標準 Group 3 Section 2 085 Terrier Group 2 Terriers Group 4 - Terriers 3G テリア Terrier Terriers Canis lupus familiaris ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア : West Highland White Terrier は、原産の一犬種。 白一色の被毛を持つ小型ので、 ウェスティ Westie という愛称で呼ばれている。 19世紀にスコットランドで飼育されていた白い被毛の犬同士を掛け合わせて作出された犬種の子孫である。 ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアという名前が与えられたのは1908年のことで、各国のもその後まもなくこの犬種を公認した。 現在でもイギリスでは人気が高い犬種であり、アメリカでも1960年代以降つねに上位3分の1に入る登録犬数となっており、日本での登録件数は1999年以降20位から30位程度である。 BBC スコットランド制作のテレビドラマ『 ()』などテレビ作品や映画作品に出演することも多く、宣伝広告としてものドッグフードブランドであるシーザーのパッケージや、の銘柄「 ()」のラベルなどに使用されている。 1899年に撮影された、3頭のピッテンウィーム・テリア。 現在のウェスティよりも細身で、胴が長い。 イングランド王(在位1567年 - 1625年)の治世最初期の、白い被毛を持つスコットランドの犬に関する記録が残っている。 フランス王への贈り物とするために、ジェームズ1世が12頭のテリアをアーガイルで産ませるように命じた記録である。 当時はサンド(砂色)とブリンドル(虎毛)の被毛の犬が丈夫で、白い被毛の犬は虚弱だと考えられていた。 ウェスティの作出には、やの白い被毛の犬が大きな役割を果たしたと考えられている。 スコットランド有数の名族であるの長だったは、 として知られる白い被毛のスコティッシュ・テリアを繁殖させていた。 また、白い被毛を持つ別系統のスコティッシュ・テリアとして、出身のドクター・アメリック・エドウィン・フラクスマンが維持していたの系統がある。 フラスクマンはスコティッシュ・テリアには白い被毛の系統は不要であるとして生まれた仔犬を処分していたが、もともとスコティッシュ・テリアには白い被毛の形質が受け継がれており、一種の先祖がえりで白い被毛をもつスコティッシュ・テリアが生まれるのではないかと考えるようになっていった。 そしてフラクスマンは白い被毛を持つスコティッシュ・テリアの計画的作出を試みるようになり、暗色の被毛に比べて低い位置に貶められていた白いスコティッシュ・テリアの復権に力を注いだ。 19世紀の終わりにはフラクスマンが出陳した白い被毛のスコティッシュ・テリアが、ドッグショーで高く評価されることもあった。 1915年に撮影されたウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア。 現在のウェスティに極めてよく似た外観をしている。 現在のウェスティの血統にもっとも大きな貢献を果たしたのは、ポルタロックの領主エドワード・ドナルド・マルコムである。 マルコムは狩猟用にテリアを飼育していたが、あるときキツネと間違えて赤茶色のテリアを撃ってしまった。 そしてこの過ちを悔いたマルコムは白い被毛を持つテリアの作出を決心したという言い伝えがある。 そしてマルコムが作出した白色のテリアが領地にちなんでと呼ばれるようになっていった。 最初期のポルタロック・テリアの被毛の色はサンドで、すでに現在のウェスティの特徴といえる立ち耳を持っていた。 ポルタロック・テリアとピトンウィーム・テリアとが交配されたかどうかは明らかになっていない。 1903年にマルコムはポルタロック・テリアの作出者として名前が知られることは望まないとして、自身が作出した白い被毛を持つテリアの名前をポルタロック・テリアから改名することを求めた。 「 ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア」という名称が最初に見られるのは、1908年に出版されたL. キャメロンの『カワウソとカワウソ猟 Otters and Otter Hunting 』である。 ウェスティの愛好クラブが最初に設立されたのは1904年で、初代の代表者には第10代アーガイル公ナイアル・キャンベルが就任した。 続いて設立された二番目のクラブの代表者には夫人が選ばれ、後にエドワード・マルコムが2代目の代表者となっている。 イギリスのがウェスティを独立犬種として承認したのは1907年で、同年にザ・ケネルクラブが主催したドッグショーのにも最初のウェスティが出陳された。 また、ウェスティは1907年から1908年ごろにに輸出された。 アメリカでは当初ローズニーズ・テリアとも呼ばれ、愛好クラブも「ローズニーズ・テリア・クラブ」として1908年にに公認されたが、このクラブは翌年「ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア・クラブ・オブ・アメリカ」に改称している。 さらにカナダの ()も、1909年にウェスティを公認している。 ウェスティはイギリスでたちまちのうちに人気犬種となり in vogue 、輸入されて間もないアメリカでも人気を博した。 ウェスティはイギリスで1924年にケアーン・テリアやスコティッシュ・テリアなどとは別系統の純血種として登録された。 マルコムが死去する1930年には、立ち耳、白い被毛、短躯といった、この犬種の特徴が確立されている。 ドッグショー用にカットされたウェスティ。 家庭用のカットよりも被毛は伸ばされ、頭部の被毛はふくらむようにトリミングされている。 ウェスティはヨーロッパ、北米ともに、主要なドッグショーで高い評価を得ている。 ドッグショーで最初にチャンピオン犬となったウェスティは、1905年にコリン・ヤングがスコティッシュ・ケネルクラブ主催のショーに出陳した生後7カ月のモーヴァンである。 ただしこのときのモーヴァンは、ウェスティではなくスコティッシュ・テリアとして登録、出陳されていた。 これは当時のウェスティが未だ独立犬種とは認められていなかったためで、後にモーヴァンがウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアとして再登録されると、チャンピオン犬の称号は剥奪されてしまった。 主要なドッグショーでチャンピオン犬となったウェスティは、1942年にニューヨークで開催された ()にコンスタンス・ウィナントが出陳したウルヴィー・パターン・オブ・エドガーストーンで、このときにはショー全体の最優秀犬 を受賞している。 1962年にも同じ賞を、バーバラ・ウスターが出陳したエルフィンブルック・サイモンという名前のウェスティが受賞している。 ウェスティがイギリスの主要なドッグショーで最優秀犬(ベスト・イン・ショー)となったのはキャス・ニューステッドとドロシー・テイラーが出陳したダイアンザス・ボタンズで、1976年に開催されたクラフツでのことだった。 その後、1990年開催のクラフツでもデレク・タッターサルが出陳したウェスティのオラク・ムーン・パイロットがベスト・イン・ショーを受賞している。 20世紀初頭のウェスティの人気は高く、数百ギニーという高額で取引されていた。 2010年のイギリスでは5,361頭のウェスティの仔犬がザ・ケネルクラブに新しく登録されており、これはテリアとしては第3位の登録件数である。 しかしながらテリア中第1位を記録した2001年の11,019頭からみると、ウェスティの登録件数は減少している。 アメリカではウェスティの登録件数は1960年ごろ以来、登録犬全体の上位3分の1で安定している。 アメリカンケネルクラブの登録件数は、2001年に30位、2010年には34位であり、この10年ほどは30位前後の登録件数となっている。 日本のの登録件数は1999年が20位で、以降徐々に順位は下がっており2011年時点では31位となっている 外観 [ ] ウェスティの成犬 一般的に、ウェスティは窪んだアーモンド形をした暗色の眼を持ち、小さく尖った立ち耳をしている。 標準的な体重は6. 8kgから9. 1kg(15ポンドから20ポンド)程度で、肩までの体高は25cmから28cm(10インチから11インチ)程度である。 体長は体高よりも短くなくてはならない。 脚はほかのスコットランド原産のテリアよりも長めとなっている。 深い胸部、筋肉質の脚部、黒い鼻先を持ち、顎は短くシザーズ・バイトと呼ばれる咬み合わせである。 幼犬では鼻先やはピンク色をしており、成長とともに徐々に黒くなっていく。 被毛は柔らかく密生したダウンコート(下毛)と粗いアウターコート(上毛)のダブルコートで 、およそ5cm程度まで伸びる。 頭部にも密生する被毛が丸顔の犬種であるという印象を与えている。 成犬に対する被毛の手入れとして、古いアウターコートを指先で引き抜くハンド・ストリッピングが一般的で、ドッグショーに出陳する犬の場合には特別なクリッピングが必要とされる場合がある。 性質 [ ] ウェスティの性質は個体差が非常に激しく、例えば子供に対しても友好的な個体もいれば、まったく相手にしない個体もいる。 いずれにせよ、加減を知らない子供がウェスティの耳を引っ張ったり、ウェスティの食べ物やおもちゃの取り合いをするなど、手荒に扱うことはことは好ましくない。 概して独立心が高く毅然としているため、番犬としても優秀である。 一方で飼い主に対しては親密で忠実な犬種であるが、そのためには十分なしつけ、訓練が要求される。 ウェスティは非常に社交的な性質で、スコットランド原産のテリアのなかではもっとも友好的かつ明るい性質の犬種といえる。 頑固で、ときにしつけが入りにくい面もあり、その生涯を通じて訓練が必要とされる場合もある。 多くのテリアと同様に獲物を追跡する本能が高く、ボール投げなどの遊びに強い興味を示す。 好奇心が強く、アナグマやネズミの巣穴を探す猟犬として使役されていたころの習性も見られ 、吠えたり地面を掘り返す本能も残している犬種である。 アメリカ人心理学者 ()の『あなたの犬の偏差値は?』では、ウェスティは17位となっている。 健康面 [ ] ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアの仔犬。 ウェスティの寿命は、長生きする個体もいるが、およそ12年から16年くらいで 、一度に出産する仔犬の数は3頭から5頭である。 まれに多産な個体も見られ、2012年4月にはアイソベルという名前の雌犬が11頭の子犬を産んだという記録がある。 ウェスティは腹部のヘルニアが比較的多い犬種である。 また、ウェスティの仔犬は「ライオンの顎」として知られる ()を発症することがある。 これは劣性形質によるもので、親犬がどちらも劣性遺伝子を持っている場合に発症する。 頭蓋骨下顎骨骨症自体は他のテリア犬種にも見られ、などテリアの血統とは直接関係のない犬種も発症する症例である。 1歳未満の幼犬が発症することが多く、食物の咀嚼や嚥下不良の原因となることがある。 顎周辺の骨のによってこの症例を診断することができ、血液中のカルシウム量や酵素量からもある程度の診断は可能となっている。 1歳を越える頃になると進行が止まることがほとんどで、症状も治まることがある。 それまでは抗炎症薬の投与と柔らかい食餌による治療が行われるが、症状が悪化している場合にはチューブによる流動食が必要となることがある。 しかしながら、自力での摂食が不可能で苦痛が抑えられないような場合には安楽死の処置がとられることも多い。 ほかに皮膚疾患も発病しやすい症例である。 2006年から2007年に実施された調査によれば、ウェスティのおよそ4分の1は遺伝性の慢性的なに罹患しており、雌犬よりも雄犬のほうがその割合が高かったという調査結果がある。 また、まれにではあるが、ウェスティ特有ともいえる増殖性皮膚症と呼ばれる、幼犬、成犬を問わず発症する重い皮膚疾患に罹患することがある。 この疾患に罹病すると、皮膚に赤斑の沈着異常が見られるようになり、脱毛と ()を発症する。 発症初期ではアレルギー性皮膚炎など軽症の皮膚疾患と間違えられやすい。 ウェスティに見られる遺伝性疾患としては ()があげられる。 ただしウェスティ特有の疾患ではなく、ケアーン・テリア、、などの犬種にも見られるもので、ガラクトセレブロシダーゼと呼ばれる酵素の欠損を原因とする神経系の疾患である。 幼犬のころから兆候があり、生後30週程度でこの疾患に罹病しているかどうかが判断できる。 症状としては全身の震えや、筋肉の発育不全、歩行困難などである。 病状の進行は遅いが、最終的には脚部が麻痺する。 遺伝性の疾患であるため、この疾患に罹病しているウェスティは繁殖に使用しないことが求められている。 ほかの遺伝性疾患として、 ()があげられる。 これもウェスティだけでなくにもよく見られる疾患で、以前は白い被毛を発現する遺伝子が関係していると考えられていたが、やといった白以外の被毛を持つ犬種にも発症することがわかっている。 初期症状としては頭部や脚部の震え、運動失調、 ()があげられる。 この疾患には雌雄差があり、雌の場合であれば症状が4週間から6週間で収束するのに対し、雄の場合には死ぬまでこの症状がおさまることはない。 ヒドロキシグルタル酸尿症は発作、筋硬直、運動失調などの原因となるが、ウェスティよりもに、より発症しやすい疾患となっている。 股関節変性の一種であるを発症することもある。 しかしながらウェスティがこのレッグ・ペルテス病を発症する割合は他の犬種に比べて低く、やなどに、より見られる疾患となっている。 また、小型犬によく見られるは発症しにくい犬種でもある。 大衆文化 [ ] ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアの若犬。 広告ブランド [ ]• スコッチ・ウィスキーの銘柄「ブラック・アンド・ホワイト」にはスコティッシュ・テリアとともにウェスティがラベルなどの広告に使用されている。 が発売しているドッグフードの「シーザー Cesar 」にはウェスティがマスコットとして使用されている。 映画作品 [ ]• アメリカで2005年に、イギリスで2006年に公開された映画『 ()』で、主役犬の役にウェスティが使われた。 しかしながら史実のボビーはウェスティではなくだったため、スカイ・テリアの愛好団体からの抗議を受けた。 テレビ作品 [ ]• BBC スコットランド制作のテレビドラマ『 ()』の主役ヘイミッシュ・マクベスの愛犬ジョック。 イギリスのテレビコメディ『ジーヴス・アンド・ウースター』に、主人公バーティの伯母アガサの愛犬マッキントッシュ。 アメリカのテレビアニメ『』に、主人公ハンクの隣人カーンの愛犬ドギー。 その他 [ ]• のの愛犬「パール」がこの犬種である。 「」の『ワンダリング・シャドウ』において、ハルヒとキョンの同級生・阪中の飼い犬「ルソー」として登場する。 「」第2話(コミックス1巻)において、ヒロインの里乃が里親サークルでウェスティの雌犬を譲り受け、「クオン(久遠)」と名付けた。 出典 [ ]• : p. 191• : p. Dogs in Canada. 2011年9月30日閲覧。 Lane, Charles Henry 1902. London, UK: Hutchinson. 100—102. Cameron, Ludovick Charles Richard Duncombe-Jewell 1908. New York, NY: C. Scribner's Sons. 1925. Cincinnati, OH: Sportsman's Digest. 26—29. Time. 1942年2月23日. 2011年9月27日閲覧。 Time. 1962年2月23日. 2011年9月27日閲覧。 : p. : p. : p. The Kennel Club. 2011年9月26日閲覧。 American Kennel Club. 2011年9月26日閲覧。 Hoboken, NJ: Wiley. 383. New York, NY: Barron's. 133. Your Dog. 2011年10月1日閲覧。 [ ]• San Francisco Bay West Highland White Terrier Club. 2011年10月2日閲覧。 Coren, Stanley 2006. The Intelligence of Dogs. London, UK: Pocket Books. 124. West Highland White Terrier Club of America. 2011年10月2日閲覧。 : p. 115• : pp. 116-117• Grayson, J. Kevin. Westie Foundation of America and the Health Committee of the WHWTCA. 2012年3月6日閲覧。 Gross, Thelma Lee 2005. Ames, IO: Blackwell Science. 146—148. : p. 105• : p. 155• : p. 108• : p. 125• : p. 126• : p. 134• Barrows, Sydney Biddle; Kennedy, Dan S 2009. Irvine, CA: Entrepreneur Press. Cesar. 2011年10月1日閲覧。 Cramb, Auslan 2002年11月7日. The Daily Telegraph Telegraph Media Group. 2011年9月30日閲覧。 Bignell, Jonathan 2005. Manchester, UK; New York, NY: Manchester University Press. 172. - ジュディ・オング公式サイトより 参考文献 [ ]• Smith, Arthur Croxton 1910. London: Hodder and Stoughton. Bruette, William A 1921. Cincinnati, OH: Stewart Kidd. Rice, Dan 2002. Hauppauge, NY: Barron's. Dogworld. 2010年. [ ]• Ackerman, Lowell J 2011. 2nd ed. Lakewood, CO: American Animal Hospital Association Press. 関連項目 [ ]• 外部リンク [ ] ウィキメディア・コモンズには、 に関連するメディアがあります。

次の