バチカン 法王。 教皇

新ローマ教皇就任にみるバチカンの政治的戦略――西側勢力拡大とイスラム、中国勢力の封じ込め(佐藤 優)

バチカン 法王

教皇は、大聖堂に集まった数千人を前に、「間違った考えをもち、とんでもないことをしてしまったかもしれない(中略)しかし、神はあなたを愛し続ける」と語った。 このメッセージは、性的虐待などのカトリック教会のスキャンダルに言及したものと受け止められる可能性がある。 ローマ教皇は、世界に13億人いるカトリック教徒の最高指導者。 フランシスコ教皇は11月、ローマ教皇として38年ぶりに訪日した。 困難に直面する子どもたちも クリスマス・イブのミサには、ヴェネズエラやイラク、ウガンダなどの子どもたちも参加。 これは、移民や戦争の犠牲者の苦難を繰り返し取り上げるとともに、世界の隅々までカトリック教会を浸透させようと努めるフランシスコ教皇の姿勢を明確に示したものだと、BBCのマーク・ロウエン・ローマ特派員は説明した。 フランシスコ教皇は25日に再び大聖堂で、クリスマス恒例の教皇メッセージを世界に向けて発信する。 性的虐待で改革打ち出す フランシスコ教皇は先週、教会において性的虐待がはびこる原因となった、「教皇の秘密」と呼ばれる規則を廃止する改革を打ち出した。 カトリック教会は、犠牲者のプライバシーと告発された側の名誉を守るためとして、性的虐待の事案を秘密にしてきた。 フランシスコ教皇は、虐待を報告したり、被害を訴えたりする人に対する守秘義務を廃止した。 教皇はまた、ヴァチカンにおける「児童ポルノ」の定義を変更。 これまで14歳以下が対象だったのを、18歳以下に引き上げた。 (英語記事 ) より転載。 一方の「十字架」ですが、「十字架」と聞くと多くの人が「キリスト教」をイメージすると思います。 しかし、このイメージは大きな間違いです。 確かにイエス・キリストは十字架に磔にされて処刑されましたし、その彼の死によって人類に救いがもたらされたと聖書には書かれています。 しかし、だからといって、「十字架」そのものが人類に救いをもたらすわけではありません。 イエス・キリストが自らを犠牲にして死んだ、という行為そのものが尊いのであって、別に「十字架」そのものが尊いわけではないからです。 それなのに、バチカンはこれまでずっと「十字架」を派手に飾り立て、まるで「十字架」こそが人類の救いの象徴であるかのように大々的に宣伝してきました。 (中略) 実際、イエス・キリストを十字架につけたのは悪魔崇拝者であり、彼らは自分たちが敵とみなすキリストを、悪魔の象徴である「十字架」に磔にすることで、悪魔に栄光を帰そうとしたわけです。 (転載ここまで) 、 17 愛する人たち、わたしたちの主イエス・キリストの使徒たちが前もって語った言葉を思い出しなさい。 18 彼らはあなたがたにこう言いました。 「終わりの時には、あざける者どもが現れ、不信心な欲望のままにふるまう。 」 19 この者たちは、分裂を引き起こし、この世の命のままに生き、霊を持たない者です。 20 しかし、愛する人たち、あなたがたは最も聖なる信仰をよりどころとして生活しなさい。 聖霊の導きの下に祈りなさい。 21 神の愛によって自分を守り、永遠の命へ導いてくださる、わたしたちの主イエス・キリストの憐れみを待ち望みなさい。 22 疑いを抱いている人たちを憐れみなさい。 23 ほかの人たちを火の中から引き出して助けなさい。 また、ほかの人たちを用心しながら憐れみなさい。 肉によって汚れてしまった彼らの下着さえも忌み嫌いなさい。 29 律法学者たちとファリサイ派の人々、あなたたち偽善者は不幸だ。 預言者の墓を建てたり、正しい人の記念碑を飾ったりしているからだ。 30 そして、『もし先祖の時代に生きていても、預言者の血を流す側にはつかなかったであろう』などと言う。 31 こうして、自分が預言者を殺した者たちの子孫であることを、自ら証明している。 32 先祖が始めた悪事の仕上げをしたらどうだ。 33 蛇よ、蝮の子らよ、どうしてあなたたちは地獄の罰を免れることができようか。 34 だから、わたしは預言者、知者、学者をあなたたちに遣わすが、あなたたちはその中のある者を殺し、十字架につけ、ある者を会堂で鞭打ち、町から町へと追い回して迫害する。 35 こうして、正しい人アベルの血から、あなたたちが聖所と祭壇の間で殺したバラキアの子ゼカルヤの血に至るまで、地上に流された正しい人の血はすべて、あなたたちにふりかかってくる。 36 はっきり言っておく。 これらのことの結果はすべて、今の時代の者たちにふりかかってくる。 」 バッキンガム宮殿が24日明らかにしたメッセージの抜粋によると、女王は欧州連合(EU)離脱問題で国内の分断が深刻化する中、調和と和解の大切さを訴える。 メッセージはロンドン郊外のウィンザー城で事前に収録された。 女王は、今年行われた第2次世界大戦のノルマンディー上陸作戦75周年式典について「かつて宿敵だった人々が、真の和解の精神で、友好的に記念式典を開き、過去の対立を葬り去った」と指摘。 「私たちは、過去の対立を進んで葬り去り、ともに前に進むことで、かつて多大な代償を支払って勝ち取った自由と民主主義を享受できる」と述べる。 また「いかに小さなステップであれ、信念や希望で一歩踏み出せば、長年の対立や根深い分断を克服でき、調和と和解が実現する」とし「もちろん、道のりはいつもスムーズというわけではなく、今年は時にかなりの紆余曲折があったかもしれないが、小さなステップが大きな変化につながる」と訴える。 王室では今年、女王の次男アンドルー王子が少女への性的虐待などの罪で起訴された米富豪との関係を巡って物議を醸したり、女王の夫フィリップ殿下が交通事故に遭うなど、女王にとっては「ひどい年」になったとの声が出ているが、女王がクリスマスメッセージでこうした点に触れるかどうかは不明だ。 エリザベス女王()の次男であるアンドルー王子は16日のとのインタビューで、エプスタイン被告との交友関係を擁護。 これを受け、王子が支援する組織や団体の間では、支援の継続辞退や内容見直しの動きが広がっていた。 アンドルー王子は電子メールでの声明で、エプスタイン被告とのつながりが王室や慈善団体、関係団体にとって「大きな弊害」となっていることを認識したとし、「女王に当面、公務から身を引くことが可能かを尋ね、許可を得た」と述べた。 性行為のために少女らの人身取引を行った疑いで逮捕されたエプスタイン被告は今年8月、勾留中に自殺。 同被告は2008年にも、金銭と引き換えに少女らからマッサージを受けていたとして有罪判決を受け、収監されていた。 c AFP (転載ここまで) 、.

次の

ローマ法王来日とバチカン市国│宝飾品に纏わるエトセトラ

バチカン 法王

ジョセフ・チェノットゥ(Joseph Chennoth)大司教• 1943年10月13日 インド・ケララ州、シリア・マラバル典礼カトリック教会のエルナクラム・アンガマリー大司教区のコカマンガラムに生まれる• 1969年5月4日 司祭叙階。 教会法博士。 1977年〜 カメルーン、トルコ、イラン、教皇庁国務省外務局で、また臨時教皇大使代理としてベルギー、スペイン、北欧諸国、中華民国(台湾)で活動。 1999年8月24日 ミレヴィ名義大司教また駐中央アフリカ共和国およびチャド共和国教皇大使に任命される• 1999年10月30日 司教叙階。 2005年6月15日 タンザニア連合共和国教皇大使に任命される。 2011年8月15日 駐日教皇大使に任命される。 2011年10月20日 来日。 駐日教皇大使として着任。 1919-1921年 ペトロ・フマゾニ・ビオンディ大司教• 1922-1931年 マリオ・ジャルディニ大司教• 1931-1933年 エドワード・ムーニィ大司教• 1933-1949年 パウロ・マレラ大司教• 1960-1962年 ドミニコ・エンリッチ大司教• 1966-1973年 ブルーノ・ヴュステンベルグ大司教• 1974-1977年 イポリト・ロトリ大司教• 1978-1983年 マリオ・ピオ・ガスパリ大司教• 1983-1997年 ウィリアム・アクイン・カルー大司教• 1998-2005年 エムブローズ・デ・パオリ大司教• 2005-2011年 アルベルト・ボッターリ・デ・カステッロ大司教.

次の

media.oversixty.com.au : ローマ法王、同性愛男性に「神があなたをそのようにつくった」

バチカン 法王

【佐藤優直伝「インテリジェンスの教室」Vol. 伊藤: 日経新聞国際面。 「新ローマ法王 カトリック教会の改革が課題」 ローマ法王に初めての中南米出身者として選ばれたフランシスコ1世は、相次いだ醜聞でイメージが失墜したカトリック教会の改革で手腕を発揮することが期待されています。 新法王としてフランシスコ1世が抱える大きな課題は、執事による内部文書の流出などで明らかになったバチカン内部の権力闘争の収拾です。 これまでバチカンから離れたブエノスアイレスで聖職者の業務に従事してきた新法王は、バチカン内部のしがらみがないのが強みです。 その一方で、どこまでバチカン内部の有力者を掌握できるかは未知数ではあります。 イスラム教をはじめとするほかの宗教や国交が断絶したままの中国との関係改善も課題とされています。 邦丸: このような「ローマ法王」という表記はやめてください、「ローマ教皇」にしてくださいとローマ教皇庁は言っているということなんですが、佐藤さん、そもそもなぜ「ローマ法王」ではいけないんですか。 法王はその王様である。 日本にキリスト教が入ってきたとき、よくわからないままに最初は「パパ様」とか呼んでいたわけですが、わからないまま「パパ」というのもなんだから、日本では何に近いのだろうかと考えた。 それは「法王」だということでそう訳したのですが、後になってぜんぜん違うぞ、法王は浄土真宗かなにかの概念だと気づいた。 それで「教皇」に替えたのですが、マスコミには「法王」が定着してしまったので、「法王」「教皇」が混在していたんです。 二代前の教皇だったヨハネ・パウロ2世が日本に来たときに、「教皇」に替えましょうとあっちこっちのマスコミにお願いするとともに、外務省にも「名前を駐日ローマ教皇庁大使館」にしたいと言ったら、外務省が「ダメーっ」。 邦丸: へぇー。 国の名前が替わったわけではないのだから、一度登録したら替えられないということで、今も「ローマ法王庁大使館」を名乗っているんです。 邦丸: 法王から教皇に呼び方を替えるっていうのは、そんなに大変なことなんですか。 佐藤: 大変なことじゃないです。 外務省の内規の問題ですから。 もし、安倍晋三総理が指導力を発揮して、「これ、替えてやればいいじゃないか、向こうがそういう名前だ、そっちが正確だって言っているんだから」ということになれば、日本とバチカンの関係がぐっと進みますよ。 邦丸: そんなに進みますか。 佐藤: バチカンというのは意外と政治的なんです。 ローマ教皇には二つの立場があるんです。 ひとつは、カトリック教会全体のトップの宗教人です。 もうひとつは、バチカン市国というローマのなかの小さな国の国家元首なんです。 第二次大戦中も実は日本とバチカンは外交関係をもっているんです。 それで、バチカンを経由してアメリカと和平交渉をやろうとしていたんです。 邦丸: そうなんですか。 佐藤: ですからバチカンは今のタイミングでなにが重要かというと、中国との関係です。 中国とバチカンというのは国交がないんですね。 邦丸: 今、伊藤佳子アナが日経を読んでくれましたが、国交が断絶したままなんですね。 佐藤: どうしてかというと、中国が世界基準を認めないんです。 バチカンと国交関係を結ぶときは、カトリック教会幹部の人事をバチカンがやることになるんです。 でも、中国には中国政府がつくったダミーのカトリック教会があるんですよ。 邦丸: そんなのがあるんですか。 佐藤: プロテスタントのほうもそうなんですが、ダミーの教会は中国共産党とほぼ一体なんです。 そこで人事を全部やります。 それでは信教の自由が守れない。 原理原則が違うから、バチカンは中国とは関係をもてませんね。 中国が世界共通の価値観を受け入れようとしないという典型的な事例です。 そうなると、逆にここでバチカンに頑張ってもらって、宗教団体の人事を宗教団体がやってもぜんぜんおかしくない、それが世界基準だということを中国に認めさせることによって、たとえば大気汚染に関しても世界基準をちゃんと認めさせる。 あるいは、病気で死んだブタを勝手に川に流さないというルールを認めさせる。 このように全部、パッケージなんですね。 TPPにしても、これもひとつの国際基準をつくって中国に認めさせることなんですよ。 だから世界が大きな対中圧力をかけているなかで、バチカンは大きな力を発揮するんですよね。 邦丸: ただ、中国の立場からすると、バチカンと国交を回復するということは信教の自由を認めるということになってくる。 中国の国内の宗教問題が一斉にウワーッと出てきますよね。 これを抑えるのは大変だと思うんですけど。 佐藤: おっしゃるとおりなんです。 要するに、国家によって宗教を規制しなければ、昔の太平天国の乱みたいに、キリスト教系の新興宗教が出てくる可能性がある。 あるいは、プロテスタント系は中国キリスト教三自愛国運動というのがあって、国を愛するキリスト教徒の運動というのを国家が統制しているんですが、それに入らない地下教会があるんですね。 ですから、そこのところの抑えが効かなくなる。 今、バチカンとはすごいガチンコ勝負をやっているわけですけれど、バチカンとの間で共通のルールをつくるのは、実は簡単なんですよ。 ただ、それでは下が抑えられなくなる。 中国が懸念しているのは、まさにそこのところなんです。 まあ、国民が信じたいというのを抑えつけないともたない国というのは、いつか吹っ飛びますよ。 ・・・・・・.

次の